08181
70's DYNO(ダイノーです。)のシングルフィン。
いつ見ても渋いですね〜。

本日は、ちょっと入り込んだ所に触れてみたいと思いま〜す。


はい、今日の話題はGlue Lineについて。

まず、Glueとは、接着剤の事。
ストリンガーと発泡したブランクスを接着する為の物です。

70年代は、ストリンガーを使用せず、このGlue Lineだけのボードが流行しました。
Glue Lineは、見た目ではありません。接着剤ですから、かなりの固さで固まります。
固まった部分は、ブランクスに結構な強度を持たせてくれるのです。
ストリンガーが無い分、ボードは、軽量化され適度な強度を確保出来るため、
当時は、高性能なボードとして崇められていました。(多分。)

08182
因に、このDYNOは、ブルーのGlueを使用していますね。

色も当時から色んな物がありました。
ブラック、レッド、ブルー、グリーン等、ボードのデザインに合わせ、
皆さん、色々と拘っていた様ですね。


そして、当店でストックしているボードも、
スペシャルなGlue Lineをまとったボードを多く見る事が出来ます。

08186

08187
まずは、Steve Brom。
このボードなんか、赤いロゴに3本の赤いGlueで、渋くまとまってます。

08188

08189
こちらも、薄いブルーのティントとグリーンのエアブラシにマッチした、
3本のブルーグルーライン。

どれも、私が、1本1本オーダーしてんですよ!

08183

08184
続いて、Liddle。
今回入荷した何本かは、グリーンのGlueが使われていました。
クリアに映えて、カッコいいですね〜。

081810

081811

081812
最後にJosh Hall。
これは、9'6"のフィッシュシモンズ。
ただのクリアじゃ芸が無いと思い、太いT-Bandストリンガーに
レッドのGlueを組み合わせてオーダーしてみました。
これは、大正解ですね。
私も、同じ時に届いたEagleの同じ仕様のボードを確保しちゃっております。

一般的には、白とかブラックのGlueが使用され、いつも、目に止まる事の無い
脇役的な存在なのですが、こうやって、カラーコーディネイトさせると、
ボードが、一気に高級感を増しカッチョ良くなるのです。



如何ですか?

あまり、Glue Lineについて話に出たりしないと思いますが、
当店は、そこまで、拘ってシェイパーにオーダーさせてもらっているんですよ。



勉強になりましたね〜。



はい。勉強代のポチです。
ポチをしなかった方は、その記憶を抹消して下さいね〜!
にほんブログ村 マリンスポーツブログ サーフィンへ
にほんブログ村



ホーリー梶川