40年前の”DYNO Surfboards”が、本日、蘇りました。
本日の湘南、某ポイント。
セット頭半、リーフポイント特有の、一気に掘れ上がるウネリは、テイクオフが命。
遅れてしまったサーファアーは、強力な洗濯機の中にしばらくの間、耐えていなければならない。
そんなスリル満点のテイクオフが味わえる、”DYNOデビュー”にはもってこいのコンディションでした。
朝一は、あって頭程度かと思いきや、長いセット間隔の”本物のセット”を見逃していたようです。
”Dyno”を改めて見て、正直、少し、不安はありました。
見たことも無い、ショートボード3本分はあろう、極厚のレイル。
あの、パッキパキの波で、しっかりとコントロールできるのだろうか?
ウ〜ン。
でも、ここで躊躇したら、いつまで経っても出番は無い。
せっかくのいい波、思いっきり突っ込んでみるとしますか。
最初のテイクオフは、緊張しましたよ〜。
この先、どうなるのか見当がつかない訳ですから。
デカ目のセットを選び、1st.ライドはレフト方向へ。
テイクオフは、決して早い方ではない。でも、不思議な事にカチンコチンのフェイスにしっかりとレイルは食いつく。
無事にプルアウト成功!
いや〜、感激でした。
40年前にSteve Bromがシェイプし、David Nuuhiwa達が乗っていたボードを、今、オイラが乗っているんだ!
1本乗れば、こちらのもの。
結構、乗らせていたいただきましたね〜。
ボトムターンが、最高に気持ちの良いボードです。
特に早いとか動きが軽いとか、そんな、洒落た話は一切無し。
これぞ、シ・ン・グ・ルゥ〜!って感覚で、時代を超えた、”定番的乗物”なのでしょう。
これからは、波のでかい特別な日は、このボードに任せよう。
今日という日は、私にとって、単にサーフィンをした朝ではなく、”記憶に残る、特別な1日となったような気がしてなりません。
せっかく、こんなボードに乗ってんだから。そればっかり意識していた私は、”バンザイテイクオフ”と”がに股スタンス”を強く意識して乗っていたのですが、どっちも、そう簡単にメイク出来るものではありませんね。
修行させていただきます。
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