THIMBOWLER

2本乗ってきました

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3時起きで海へ。

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本日入水したのは、西湘某ポイント。

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朝イチ、潮が多いながらも、セット肩前後の波が残っていました。

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これこれこれ!
乗りたかったボード、これですよ〜。

G&S WATER SKATE 5'10"。

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このど変態野郎が、どう機能するのか・・・。

店で弄ってばかりいたって、何にも分かりませんからね。

でも、今日乗ってみて、実はこのボード、見た目のど変態野郎とは違い、
中身は、男らしい良い奴でしたよ。

まず、幅がフィッシュなんかに比べて細いから、
パドルが断然楽!

幅のあるボードって、テイクオフが早くて良いんですけど、
幅がある分パドルの時、腕を広げないとダメじゃないですか。
分かりますか?当然、ボードの幅があるから、必然的にパドルする位置は、
体から離れちゃうんです。
そうすると、体から離れた分、疲れるのが早いんです。

説明が長くなっちゃいましたが、その点、WATER SKATEは楽。

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同時に、幅がない分、ドルフィンが楽。
ボリューム満点のこのボードですが、ノーズ幅もそう広くないので、
結構、楽にドルフィンが出来ますね。

レイル、凄いでしょ?

モリモリですよ。

そんで、肝心の乗り味。

このボードWATERSKATEは、あのゴンブトレイルからは想像できない、
実にコントローラブルなシングルフィン。

通常、短いシングルフィンは、スピードを出し難いのですが、
WATER SKATEは、極太ダウンレイルが反発を生み、
スピードの乗ったサーフィンが出来ますね。

フィンもあの先っちょの太さが、逆にパワーを生み、
ターンが伸びる感じがします。

はい、ここで、一言。

シングルフィンは、ハイパフォーマンスボードではありません。
パフォーマンスを求めるなら、トライやクワッドの方が上。
なら、シングル要らんじゃんって話になりますよね。

ノンノン。

シングルフィンってのは、逆に大きなラインでカッ飛ぶのが
気持ちが良いボードなんです。

大きな太いラインのターンで波のボトムからトップをフルに利用し加速。
カットバックも、急激なものではなく、大きなラインを描き波の
パワーゾーンに戻る。

上手なシングルフィンノリのサーフィンってカッコイイじゃないですか。
アレなんです。そう、スタイルのあるサーフィンが出来るっちゅう訳なんです。

だから、パフォーマンス性が高くなくても、スタイルのあるサーフィンが
目指せるボードっていう訳ですね。

だけど、私もかなりの数のレトロシングルに乗りましたが、
WATERSKATEは、異色ですね。

今日も何本かセットのカッポレパンチングウエーブに乗りましたが、
ブレイクのスピードにしっかりと付いて行けましたからね。

G&Sのクルーからは、このパワーフィンは、当時のサーファーから評判が悪く、
皆んな、直ぐに普通のフィンに付け替えて乗ってたみたいだよ。って、聞いてましたが、
私の印象では、全くその反対。
むしろ、このフィンあってのWATER SKATEじゃないかって思います。

スピードがビンビンに出てても、フィンがしっかりと波に食いついてくれるし、
ターンの際もテールのスライドも無いし、何の問題も感じませんでした。

私の勝手な想像では、多分、当時のサーファーは、
このフィンがカッコ悪いって思ったんじゃ無いですかね〜。

それか、当時の乗り方に合わなかったのか・・・。

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いずれにせよ、WATER SKATEは、70年代に誕生した、
独自のスタイルを持った、異色のシングルフィン。

短いシングルに乗ってみたい方。

WATER SKATEは、ちゃんとしたレイルワークを
覚えられるし、スピードの乗ったサーフィンが楽しめる
完成されたシングルフィン。
(見た目は、まんま70‘sなのに。)

今後にご期待くださいね。



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波、良いっしょ〜。
波が良いのは、私のせいじゃ無いですから。
ポチに影響しないでくださいね笑。

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波が良いもんだから、今日は、頑張りましたよ〜。

こちらも、試乗し無いといけなかった、
先日入荷したSHAPES AND HULLSのQUAD FISH 5'7"。

いつも申し上げておりますが、個人的には、クラッシック好きなので
クワッドは苦手なんです笑。

ボードの性能がダントツに良いのは分かってますが、
とにかく、好みの問題・・・・。

でも、私の好みでツインだけしか展開し無いってのも
問題ですもんね。

そんで、今回、初めてカスタムしてもらったのが、
こちらのQUAD FISHって訳です。

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2ラウンド目の1本目!

乗った瞬間にビビりましたね。

それまで、シングルに乗ってたからってのもあるのでしょうが、
このボード、クソ動く!

暴れはしません。体の微妙な体重移動に超機敏に反応する感じ。

特に、バックサイドのプルアウトの時にツインフィンとの差を歴然と感じました。

クルッ!っとかなっちゃって、俺、上手くなったんじゃないんか?
って、感じちゃうほど。

アップス&ダウンもビンビンだし、リッピングも超やり易い!

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2ラウンド目で4時間ぐらい入水してたから、
マッスルがヤバくなり初めてたのですが、
なんか、サーフィンが楽しくなっちゃって上がれませんでしたよ。

まあ、ちゅうても、私は、クラッシックスタイル野郎なので、
やっぱ、ツインの方が好きかな〜。
絶対に、こっちに乗った方が、上手なサーフィンが出来るのですが、
やっぱ、ツインのドライブの効いたターンが好き・・・。
いや、やっぱ、見た目だけかもしれ無い・・・・。

まあまあ、私は、あくまでも皆さんを代表して、このボードの
ポテンシャルを感じ取り、皆さんに正確にお伝えする係り。
私の好みなんて関係ないですよね。

皆さんが、選び易い説明をすれば良いだけです。


結局、今日は、久々の5時間入水。

マッスルがヒ〜ヒ〜言って喜んどります。


それでは、みなさん、ごきげんよう!




波が良いとか悪いとか、そんな事は頭から切り離し、
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ホーリー梶川






Tim Bowler

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渡米中にお見せしたこちらの写真。

ティムさんが20代の頃のものだそうです。

具体的なお歳も聞いてたのですが、すみません、忘れてしまいました。

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こちら、ティムさんが買った、確か、初めてのグレッグ・リドル。

ティムさんは、当時、リドルのファクトリーで
働いていたそうです。

シェイプも学んだし、後は、テンプレートも
交換し合ってたそうですね。

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しっかりと、リドルのロゴが確認出来ますね〜。

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アウトライン的には、PG辺りでしょうか。

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ティムさん、若いですね〜。
ティムさんは、背が高いですが、多分、ご本人と比較すると、
6’はないぐらいでしょうかね。

短いハルスタビーです。

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フィンはグラスオン。
現在販売されている、Liddleのフレックスフィンより、
若干、ティップが太めな感じです。

歴史を感じますね〜。

多分、70年代の前半とかでしょう。

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そんで、こちらは、ティムさんがシェイプした、
ビンテージのハルスタビー。

実際に触らせていただきましたが、
いい感じのレイルでした。
アウトラインは、少し、ノーズが細めのポイントブレイカー
ってところでしょうかね。

カッコイイですね〜。

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もう一本見せていただいたのがこちら。

デッキのアートがかっこいいボードでした。
アウトラインは、ほぼ、デスモデルですね。

このボードも触りましたが、レイルの薄さっぷりが半端なかったです。
今まで触ってきたハルスタビーで、ダントツの薄さ!!

これは、今度、このまんまを復刻していただかないといけませんね〜。

7’ぐらいで、超極薄のハルスタビー。

極上の波の日、気が狂っちゃうでしょうね。


まだまだ、ティムさんのボードは、
数モデルしか日本に入れていませんので、
今後は、こんなハルスタビーも含め、たくさんのモデルを
ご紹介していきたいと考えています!!









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ホーリー梶川






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