本日は、ピンテールについて。
こちらに並んだ、2本のピンテールシングルフィン。
Josh Hall Surfboards/Punta Model
Andreini Surfboards/Selena Pintail
どちらも、最高のプロポーション。
ピンテールのミッドレングスはカッコ良いですね。
でも、よく見ると、2本には大きな差があります。
基本コンセプトの差から来る差とでもいうのでしょうか。
ノーズはばは、完全にセレナピンテールの方がありますね。
セレナピンテールは、どちらかと言うと、
ラウンドノーズにポイントを後から引っ付けた感じ。
基本アウトラインは、ラウンドノーズって感じです。
一方、プンタモデルの方は、シュッとした感じ。
とは言っても、決して細い訳ではなく、
無理のないバランスの良いアウトライン。
逆に、テールエリアの細さは、
若干ではありますが、セレナピンテールの方が細い。
共に綺麗なアウトラインのピンテールである事に違いないのですが、
トータルで見ると、プンタモデルの方が、シンプルと言うか、
癖のないアウトラインにまとまっていると言えます。
続いて、ボトムデザイン。
セレナポケットは、ノーズからラウンドで始まり、
テールでVeeで抜けていく感じ。
一方、プンタモデルは、ノーズは、しっかりと捲りが入ってますね〜。
そんで、捲りを軽く残しつつ、センター付近では
ディープなシングルコンケーブ。
そして、テールは、強烈リバースVee。
リバースVeeってのは、ダブルコンケーブみたいなものですが、
センター(ストリンガー部分)が、一番高い状態のものを言います。
要は、Veeボトムとダブルコンケーブのいいとこ取り的なデザイン。
そしてレール。
最後にレール。
セレナピンテールは、マーク・アンドレイニ氏
らしい、ナチュラルなボキシーレイル。
プンタモデルは、スキップさん譲りの完璧なサンディエゴスタイル。
はい、触ってインパクト大なダウンレイルでございます。
なんとなく、この流れ、プンタの方が良いよ!
って言ってる様でもありますが、そんなつもりは全くナシ。
分かり易く言うと、プンタモデルは、サンディエゴスタイルの
クラッシックな雰囲気を持ちつつ、実は、かなりのモダンスタイル。
実は、最新鋭のスーパーマシーンで、現代のサーフィンにマッチした
ミッドレングスモデルと言えます。
例えば、シングルフィンと言えども、キレッキレなアップス&ダウンも
可能だし、鋭く豪快なカットバックもメイクし易い、抜群の運動性能を
備えたシェイプデザインにまとまっています。
一方のセレナピンテールは、シンプルイズベスト!!
シングルフィンの基本とも言えるボトムデザインや
アウトラインを頑なに守り切ったシェイプデザイン。
加速するには、ワイズのあるノーズ寄りに体重を乗せ、
そして、急激なターンが必要なさいは、細いテールに
足を乗せ、ギュッと踏み込めば、一瞬でノーズが方向転換。
ぱっと見、よく似たアウトラインを持つ、シンプルなピンテール
シングルフィンですが、根本から異なるデザインで仕上げられ、
全く別物の乗り味となるこれらの2本なのです。
はい、ここから先の話は、完全に好みの問題。
ボードの優れた性能を頼りにサーフィンをするのか、
それとも、シングルフィン本来の良さを、
ダイレクトに感じながら波に乗る事を楽しむのか。
どちらも、本当に良いボード。
個人的にも、共に大好きなモデルの一つです。
サーフィンって、こうやって、ボードについて
色々と考えるのも楽しみのひとつ。
結局、オタク的な頭が必要なスポーツでもあるのです。
特に、オルタナティブ系のミッドレングスボードは、
ロングボード、ショートボードのジャンルとは、
桁外れにサーフボードにバリエーションがありますよね。
だから、フィンがどうしたとか、アウトラインが
なんじゃらこうじゃらとか、もう、キリが無いほど
想像も膨らんでしまう訳なんです。
皆さん、分かりましたか?
サーフィン行って家に帰ったら、
ホーリースモークのブログ見て、
オタクオヤジが、ほざく記事をしっかりと読んで、
自分に本当に合ったボード選びってものを
身につけましょうね。
皆様のご協力あって、950,000ブログが登録された
ブログ村内で、現在、なんと、244位!!
サーフィンを含むマリンスポーツ部門では、
ブログ開設時以来、常に1位をキープ
させていただいておりましたが、ブログ全体で244位ってのは、
14年以上ブログやって来て初となります!!
皆様、いつも有難うございます!!
そして、今後ともよろしくお願いいたします!!
(すみません。自分、いつも、人に感謝するマジメな男なもので・・・)
それでは、今日も〜!!

にほんブログ村
ホーリー梶川
こちらに並んだ、2本のピンテールシングルフィン。
Josh Hall Surfboards/Punta Model
Andreini Surfboards/Selena Pintail
どちらも、最高のプロポーション。
ピンテールのミッドレングスはカッコ良いですね。
でも、よく見ると、2本には大きな差があります。
基本コンセプトの差から来る差とでもいうのでしょうか。
ノーズはばは、完全にセレナピンテールの方がありますね。
セレナピンテールは、どちらかと言うと、
ラウンドノーズにポイントを後から引っ付けた感じ。
基本アウトラインは、ラウンドノーズって感じです。
一方、プンタモデルの方は、シュッとした感じ。
とは言っても、決して細い訳ではなく、
無理のないバランスの良いアウトライン。
逆に、テールエリアの細さは、
若干ではありますが、セレナピンテールの方が細い。
共に綺麗なアウトラインのピンテールである事に違いないのですが、
トータルで見ると、プンタモデルの方が、シンプルと言うか、
癖のないアウトラインにまとまっていると言えます。
続いて、ボトムデザイン。
セレナポケットは、ノーズからラウンドで始まり、
テールでVeeで抜けていく感じ。
一方、プンタモデルは、ノーズは、しっかりと捲りが入ってますね〜。
そんで、捲りを軽く残しつつ、センター付近では
ディープなシングルコンケーブ。
そして、テールは、強烈リバースVee。
リバースVeeってのは、ダブルコンケーブみたいなものですが、
センター(ストリンガー部分)が、一番高い状態のものを言います。
要は、Veeボトムとダブルコンケーブのいいとこ取り的なデザイン。
そしてレール。
最後にレール。
セレナピンテールは、マーク・アンドレイニ氏
らしい、ナチュラルなボキシーレイル。
プンタモデルは、スキップさん譲りの完璧なサンディエゴスタイル。
はい、触ってインパクト大なダウンレイルでございます。
なんとなく、この流れ、プンタの方が良いよ!
って言ってる様でもありますが、そんなつもりは全くナシ。
分かり易く言うと、プンタモデルは、サンディエゴスタイルの
クラッシックな雰囲気を持ちつつ、実は、かなりのモダンスタイル。
実は、最新鋭のスーパーマシーンで、現代のサーフィンにマッチした
ミッドレングスモデルと言えます。
例えば、シングルフィンと言えども、キレッキレなアップス&ダウンも
可能だし、鋭く豪快なカットバックもメイクし易い、抜群の運動性能を
備えたシェイプデザインにまとまっています。
一方のセレナピンテールは、シンプルイズベスト!!
シングルフィンの基本とも言えるボトムデザインや
アウトラインを頑なに守り切ったシェイプデザイン。
加速するには、ワイズのあるノーズ寄りに体重を乗せ、
そして、急激なターンが必要なさいは、細いテールに
足を乗せ、ギュッと踏み込めば、一瞬でノーズが方向転換。
ぱっと見、よく似たアウトラインを持つ、シンプルなピンテール
シングルフィンですが、根本から異なるデザインで仕上げられ、
全く別物の乗り味となるこれらの2本なのです。
はい、ここから先の話は、完全に好みの問題。
ボードの優れた性能を頼りにサーフィンをするのか、
それとも、シングルフィン本来の良さを、
ダイレクトに感じながら波に乗る事を楽しむのか。
どちらも、本当に良いボード。
個人的にも、共に大好きなモデルの一つです。
サーフィンって、こうやって、ボードについて
色々と考えるのも楽しみのひとつ。
結局、オタク的な頭が必要なスポーツでもあるのです。
特に、オルタナティブ系のミッドレングスボードは、
ロングボード、ショートボードのジャンルとは、
桁外れにサーフボードにバリエーションがありますよね。
だから、フィンがどうしたとか、アウトラインが
なんじゃらこうじゃらとか、もう、キリが無いほど
想像も膨らんでしまう訳なんです。
皆さん、分かりましたか?
サーフィン行って家に帰ったら、
ホーリースモークのブログ見て、
オタクオヤジが、ほざく記事をしっかりと読んで、
自分に本当に合ったボード選びってものを
身につけましょうね。
皆様のご協力あって、950,000ブログが登録された
ブログ村内で、現在、なんと、244位!!
サーフィンを含むマリンスポーツ部門では、
ブログ開設時以来、常に1位をキープ
させていただいておりましたが、ブログ全体で244位ってのは、
14年以上ブログやって来て初となります!!
皆様、いつも有難うございます!!
そして、今後ともよろしくお願いいたします!!
(すみません。自分、いつも、人に感謝するマジメな男なもので・・・)
それでは、今日も〜!!
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