フィッシュボードの生みの親スティーブ・リズ。
そして、それをサンディエゴフィッシュという、
フィッシュボードの代名詞とも言えるフィッシュの完成形
を作り出したスキップ・フライ。
本日は、こちらの二本を比較してみたいと思います。
二人は、サンディエゴ生まれのサンディエゴ育ち。
スティーブ・リズは、現在、年の半分をカウアイ島で暮らしていますが、
やはり、故郷はサンディエゴ。
そう、フィッシュボードは、サンディエゴで誕生したんです。
それにしても、随分とユニークなアウトラインのサーフボードを
開発したもんですよね〜。
それまで、シングルフィンしかなかった時代に、
フィッシュテールのツインフィンを生み出したんですから。
はい、比較に入りましょう。
まず、こうやってアウトラインを比較しても、
随分と差がありますよね。
リズフィッシュは、平均的にカーブしたアウトライン。
そして、フライフィッシュは、ワイデストポイントが、
センターより前にあってテール幅があります。
因みに、リズフィッシュは11インチで、
フライフィッシュは12インチ。
フライフィッシュをベースにシェイプしているシェイパーは、
世界的に見ても非常に多いと思いますが、大概、そのまま、
再現しているボードのテール幅は12インチありますね。
こうやって見ると、リズフィッシュのアウトラインは、
ゲッピーフィッシュに近いですね〜。
すごく似ていると思います。
テールの絞り、全体的に強いカーブを持ったアウトライン・・・・。
このアウトラインは、必然的にマニューバビリティーに優れ、
ショートボーダーが、そのままの乗り方で楽しめる乗り味に
仕上がっています。
一方、フライフィッシュは、センターからテールにかけて
カーブが少なくストレート。そして、テール幅が広い。
と言うことは、ボトムでの溜めを利用したカッ飛び仕様の
乗り味に仕上がっています。
ロッカーは、ちょっと強めのノーズロッカーを持ったリズフィッシュ。
全体的にローロッカーのフライフィッシュ。
この辺りを見ても、リズフィッシュの方が、
動きを重視したフィッシュボードを目指した
シェイプとなっている事が分かります。
レイルは、かなり違いを感じますね。
リズフィッシュは、ノーズ付近は、結構なコンベックスエントリー。
そして、センター付近は、フルボキシーでボリューム満点。
ノーズ付近のレイルが捲くられてる事で、惚れたセクションでも、
ノーズが引っ掛かる事なくターンが楽しめる仕上がりです。
一方のフライフィッシュですが、ノーズ付近は、
スキップシェイプの象徴とも言える捲り上がったノーズエントリー。
そして、センター付近まで捲りは続きながら、テーパー気味の
ダウンレイルで仕上げられています。
この、フィッシュを代表する2本のフィッシュボードですが、
乗り味は全くのベツモノ。
そうですね〜。
リズフィッシュは、とにかく乗り易くてクセを全く感じさせない。
ターンも軽快だし、変な言い方だけど、普通に絶好調って感じ。
一方のフライフィッシュは、正直、クイックなターンをするには、
少々の技術が必要となります。
テールをしっかりと踏み込めるサーファーだったら、
何の問題も無いのですが、テールを踏むのが苦手だって言う
サーファーは、ターンに苦労するかも知れませんね。
でも、その反面、パワースポットに入った時の爆発的な
加速力は異次元の体験となるでしょう。
そんじゃ、おっさんはどっちが好きなん?
はい、おっさんって言ったから答えません。
まあ、とにかく、今言えるのは、
誰が何を言おうと、この二本が全世界のシェイパーが
追求する、究極のフィッシュボードって事かな。
それでは、みなさん、ごきげんよう。
本日もポチってお願いだよ。

にほんブログ村
ホーリー梶川
そして、それをサンディエゴフィッシュという、
フィッシュボードの代名詞とも言えるフィッシュの完成形
を作り出したスキップ・フライ。
本日は、こちらの二本を比較してみたいと思います。
二人は、サンディエゴ生まれのサンディエゴ育ち。
スティーブ・リズは、現在、年の半分をカウアイ島で暮らしていますが、
やはり、故郷はサンディエゴ。
そう、フィッシュボードは、サンディエゴで誕生したんです。
それにしても、随分とユニークなアウトラインのサーフボードを
開発したもんですよね〜。
それまで、シングルフィンしかなかった時代に、
フィッシュテールのツインフィンを生み出したんですから。
はい、比較に入りましょう。
まず、こうやってアウトラインを比較しても、
随分と差がありますよね。
リズフィッシュは、平均的にカーブしたアウトライン。
そして、フライフィッシュは、ワイデストポイントが、
センターより前にあってテール幅があります。
因みに、リズフィッシュは11インチで、
フライフィッシュは12インチ。
フライフィッシュをベースにシェイプしているシェイパーは、
世界的に見ても非常に多いと思いますが、大概、そのまま、
再現しているボードのテール幅は12インチありますね。
こうやって見ると、リズフィッシュのアウトラインは、
ゲッピーフィッシュに近いですね〜。
すごく似ていると思います。
テールの絞り、全体的に強いカーブを持ったアウトライン・・・・。
このアウトラインは、必然的にマニューバビリティーに優れ、
ショートボーダーが、そのままの乗り方で楽しめる乗り味に
仕上がっています。
一方、フライフィッシュは、センターからテールにかけて
カーブが少なくストレート。そして、テール幅が広い。
と言うことは、ボトムでの溜めを利用したカッ飛び仕様の
乗り味に仕上がっています。
ロッカーは、ちょっと強めのノーズロッカーを持ったリズフィッシュ。
全体的にローロッカーのフライフィッシュ。
この辺りを見ても、リズフィッシュの方が、
動きを重視したフィッシュボードを目指した
シェイプとなっている事が分かります。
レイルは、かなり違いを感じますね。
リズフィッシュは、ノーズ付近は、結構なコンベックスエントリー。
そして、センター付近は、フルボキシーでボリューム満点。
ノーズ付近のレイルが捲くられてる事で、惚れたセクションでも、
ノーズが引っ掛かる事なくターンが楽しめる仕上がりです。
一方のフライフィッシュですが、ノーズ付近は、
スキップシェイプの象徴とも言える捲り上がったノーズエントリー。
そして、センター付近まで捲りは続きながら、テーパー気味の
ダウンレイルで仕上げられています。
この、フィッシュを代表する2本のフィッシュボードですが、
乗り味は全くのベツモノ。
そうですね〜。
リズフィッシュは、とにかく乗り易くてクセを全く感じさせない。
ターンも軽快だし、変な言い方だけど、普通に絶好調って感じ。
一方のフライフィッシュは、正直、クイックなターンをするには、
少々の技術が必要となります。
テールをしっかりと踏み込めるサーファーだったら、
何の問題も無いのですが、テールを踏むのが苦手だって言う
サーファーは、ターンに苦労するかも知れませんね。
でも、その反面、パワースポットに入った時の爆発的な
加速力は異次元の体験となるでしょう。
そんじゃ、おっさんはどっちが好きなん?
はい、おっさんって言ったから答えません。
まあ、とにかく、今言えるのは、
誰が何を言おうと、この二本が全世界のシェイパーが
追求する、究極のフィッシュボードって事かな。
それでは、みなさん、ごきげんよう。
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