先日、大事な646の右膝に穴が開いてしまったのです。BIG Eの646だから、相当なレアもの。大事に穿いていたのに...。
私の癖なんですね。作業とかで膝をつくのが、とにかく右と決まっているのです。意味は無いけど、一回、左にならないもんか、気を付けて変えてやろうと試みた事がありましたが、やっぱり無理ですね。癖ってやつは。
気がついたら、また、右膝をついているんです。
まあ、そんな癖なんてどうでも良いのですが、ジーンズの色落ちで右膝ばかりが極端に色落ちしたり、極端な場合は、こんな風に右膝に穴が開いてしまうんです。
穴の場合、この程度で終わってくれないんですよね〜。時間と共に、膝の部分の前側が全てパックリ裂けて来ちゃうから、リペアをするなら今の内。
最近は、デニムのリペア専門店もあり、この位のレベルなら、殆ど解らなくなる位、綺麗に直しちゃうみたいだけど、ふと、昔を思い出してしまったんです。
そうです。
”ワッペン修理法”
アイロンで簡単に直せる、最もイージーな修理法ですね。
70年代から80年代。デニムのリペアの定番でしたよね!私の年代より上の方なら皆ご存知だと思います。
そもそも、私の場合、70年代は、”短パン野郎”でした。と言うか、長いパンツ類は、速攻(下手をすると、下ろした当日には、膝に穴を空けてました。)で駄目にしちゃうから、一年を通して短パンしか穿かせてもらえませんでした。
小学校の高学年になり、少しマセて来て、ジーンズを穿く事が許される様になったのですが、これまた、一向に落ち着きの無い、”やんちゃ坊主”だったもんだから、結局、膝に穴を開けまくってました。
でも、当時は嫌でしたね〜。”貧乏臭くって、かっこ悪い”っていう印象がありました。
小学校から帰ると、お袋が、膝に穴の開いたジーンズにワッペンを貼ってくれたのを見て、そんなの穿けねーよ!って、喧嘩をした事もありました。それにしても、お袋も随分と苦労したと思います。ワッペンが嫌なら、これはどうかしら?なんて、デニムの生地を買ってきて、それを、膝パットの様に貼ったり、裏地を当ててみたり...。結局、どれも嫌で、穿かなかった様に記憶しています。
今となっては、悪い事したなーって、思ってしまいますね。
子供の頃を思い出しながら、一瞬、店でパンツ一丁になり、アイロンをかけていた今日なのでした。
番外編
ただのユーズドの517なのですが、縦についた白い線にお気付きでしょうか?ユーズドで、よく見かけますよね。
私の記憶だと、70年代後半から80年代にかけて。
皆、デニムを穿く時、センタープリーツを入れて穿いてませんでしたか?
私は、出かける前には必ず、お袋にアイロン台を借りて、セコセコとアイロンがけをしてましたね〜。
今じゃ、デニムにアイロン?しかも、センタープリーツ?なんて、言われそうですが、当時は、カッコいいと思ってやってました。
時代は変わっていくもんですね〜。
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