サーフィンで一番大事な事。
誰でも思い浮かべるのが”パドル”ですよね。
パドルが強ければ、早いテイクオフが出来る。
テイクオフが早ければ、ボトムターンに入るタイミングが早くなる。
ボトムターンが早ければ、ブレイクに捕まる事無く波のトップに行ける。
パドル一つで、サーフィンの全てが左右されます。
とにかく、パドル。
まあ、とにかく大事です。
そして、立ってから一番大事なのがスタンス。
これ、結構、頭に入っていない方がいらっしゃる様な気がします。
私の経験談。
ずっと昔、私はサーフィンと並行してスノーボードをやってました。それもかなり本格的に。
その頃、サーフィンの腕前は、初心者から中級者ってところでした。
しばらくの間、冬は雪山、夏は海。ってパターンを繰り返していました。
春が近づき雪が溶け、サーフィンのシーズンが到来。まず最初に大変なのはパドル。5ヶ月近くブランクが開くと、毎年、パドルは始めからのやり直しです。でも、パドルはひと月もあれば元に戻るんですね。
とにかく厄介なのがスタンスでした。
サーフィンのベテランの方がスノーボードを始めたのとは、訳が違います。
しっかりと固まっていないサーフィンのスタンスだというのに、スノーボードの狭いスタンスを5ヶ月間、毎週繰り返してると、サーフィンに復活する春には、完全に”スノーボードスタンスサーファー”
と化しているのです。
本当に苦労しました。
サーフィンは、スタンスが命。
スピードを出すときはスタンスを前に移動し、思い切ったターンをする時は、
後ろ足をテイルの上に乗せなければ蹴る事は出来ません。
結局、私はスノーボードを辞めました。サーフィンの為に。
スノーボードスタンス症候群。この他にも、スケートボード症候群ってのもあるかも知れません。
この”スノーボードスタンス”症候群に悩まされたのは、私の力量不足によるものでしたが、
その頃から、サーフィンのスタンスの重要性を意識する様になりました。
イメージトレーニングや、1本乗った後に、さっきのライディングではどうだったか?って、とにかく、スタンスの事ばかり意識しながらやってきました。
意識している分、最近では自分なりにスタンスのコントロールが出来る様になって参りました。
同時に、ボードのコントロールも前よりは”マシ”になって来たような気がしています。(マシですよ。)
顔のコントロールは出来ておりませんが、こんな感じが ”基本スタイル”。
(だと思います。上級者の皆様は、しっ〜!何も言わないで!)
初中級者の皆さん、スタンスですよ。スタンス。
パドルは、場合によってはボードの浮力でフォロー出来ますが、スタンスは自分次第。
とにかく、ボードはテイルを踏まないとクイックなターンが出来ない構造なんです。
そして、前の方に重心を持っていかないと、スピードは乗らないんです。
チーターファイブ!オーバーヘッドの激掘れロングウォールを、根性で突っ込む。早いぞー!
私は仕事柄、多くのUSEDボードを目にします。
上級者サーファーのフットマークの位置と、初中級者サーファーのフットマークのつき方の違いは
一目瞭然です。上級者が乗ったボードのテイル付近は、フットマークがギッシリ。
その反面、初中級者のボードを見ると、テイルはツルンツルンの新品状態です。
だから、私は自分の乗ったサーフボードのフットマークの位置を常にチェックしてきました。
そのボードにしっかりと乗れているかは、フットマークが教えてくれるのです。
上手い人って、よくこんな感じになってって、最高にカッコいいですよね。
テイルを思いっきり踏み込んで、スプレーがバッシャーン!って上がる瞬間。
もっと前に後ろ足があったら、絶対にテイルは動きません。
如何ですか?
ターンでお悩みの貴方。
失速しがちな貴方。
とにかく、スタンスですよ。
スタンス。
本日は、”ちょっと待って!初心者の落とし穴シリーズ”第一弾でした。
空前の大ヒットを記録した、”サーフボードの選び方シリーズ”。
其の二の方も、ご期待下さいね。
にほんブログ村
誰でも思い浮かべるのが”パドル”ですよね。
パドルが強ければ、早いテイクオフが出来る。
テイクオフが早ければ、ボトムターンに入るタイミングが早くなる。
ボトムターンが早ければ、ブレイクに捕まる事無く波のトップに行ける。
パドル一つで、サーフィンの全てが左右されます。
とにかく、パドル。
まあ、とにかく大事です。
そして、立ってから一番大事なのがスタンス。
これ、結構、頭に入っていない方がいらっしゃる様な気がします。
私の経験談。
ずっと昔、私はサーフィンと並行してスノーボードをやってました。それもかなり本格的に。
その頃、サーフィンの腕前は、初心者から中級者ってところでした。
しばらくの間、冬は雪山、夏は海。ってパターンを繰り返していました。
春が近づき雪が溶け、サーフィンのシーズンが到来。まず最初に大変なのはパドル。5ヶ月近くブランクが開くと、毎年、パドルは始めからのやり直しです。でも、パドルはひと月もあれば元に戻るんですね。
とにかく厄介なのがスタンスでした。
サーフィンのベテランの方がスノーボードを始めたのとは、訳が違います。
しっかりと固まっていないサーフィンのスタンスだというのに、スノーボードの狭いスタンスを5ヶ月間、毎週繰り返してると、サーフィンに復活する春には、完全に”スノーボードスタンスサーファー”
と化しているのです。
本当に苦労しました。
サーフィンは、スタンスが命。
スピードを出すときはスタンスを前に移動し、思い切ったターンをする時は、
後ろ足をテイルの上に乗せなければ蹴る事は出来ません。
結局、私はスノーボードを辞めました。サーフィンの為に。
スノーボードスタンス症候群。この他にも、スケートボード症候群ってのもあるかも知れません。
この”スノーボードスタンス”症候群に悩まされたのは、私の力量不足によるものでしたが、
その頃から、サーフィンのスタンスの重要性を意識する様になりました。
イメージトレーニングや、1本乗った後に、さっきのライディングではどうだったか?って、とにかく、スタンスの事ばかり意識しながらやってきました。
意識している分、最近では自分なりにスタンスのコントロールが出来る様になって参りました。
同時に、ボードのコントロールも前よりは”マシ”になって来たような気がしています。(マシですよ。)
顔のコントロールは出来ておりませんが、こんな感じが ”基本スタイル”。
(だと思います。上級者の皆様は、しっ〜!何も言わないで!)
初中級者の皆さん、スタンスですよ。スタンス。
パドルは、場合によってはボードの浮力でフォロー出来ますが、スタンスは自分次第。
とにかく、ボードはテイルを踏まないとクイックなターンが出来ない構造なんです。
そして、前の方に重心を持っていかないと、スピードは乗らないんです。
チーターファイブ!オーバーヘッドの激掘れロングウォールを、根性で突っ込む。早いぞー!
私は仕事柄、多くのUSEDボードを目にします。
上級者サーファーのフットマークの位置と、初中級者サーファーのフットマークのつき方の違いは
一目瞭然です。上級者が乗ったボードのテイル付近は、フットマークがギッシリ。
その反面、初中級者のボードを見ると、テイルはツルンツルンの新品状態です。
だから、私は自分の乗ったサーフボードのフットマークの位置を常にチェックしてきました。
そのボードにしっかりと乗れているかは、フットマークが教えてくれるのです。
上手い人って、よくこんな感じになってって、最高にカッコいいですよね。
テイルを思いっきり踏み込んで、スプレーがバッシャーン!って上がる瞬間。
もっと前に後ろ足があったら、絶対にテイルは動きません。
如何ですか?
ターンでお悩みの貴方。
失速しがちな貴方。
とにかく、スタンスですよ。
スタンス。
本日は、”ちょっと待って!初心者の落とし穴シリーズ”第一弾でした。
空前の大ヒットを記録した、”サーフボードの選び方シリーズ”。
其の二の方も、ご期待下さいね。
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