サーフィン初心者

サーフィンと私 第2話

どっぷりとサーフィンに嵌ってしまった私。
サーフィンを通じ、物の価値観を含め、人生そのものまで変えてしまう程、サーフィンは、私にとって大きな存在となったのです。

サラリーマン時代の私のサーフィンライフは、非常にハードコアな時期でした。
仕事を終えた金曜日の夜には海に向かい、土曜日は丸一日サーフィン。そのまま車で寝て、日曜日もサーフィン。
とにかく、人より長くサーフィンをする事。そして、一本でも多く波に乗る事が、先輩達に追いつく為の最短距離。そう考えていたんですね。

1日に15時間以上も海に浸かっている日も珍しくはありませんでした。
その頃から、朝一サーフィンをやってましたね。まだ暗い内からの入水。何故だか自分でも上手く説明できないのですが、朝一が好きなんですよね。
この辺は、はるか昔から変わってないようです。

先日、ウチのお袋が言ってましたよ。

「アンタね、子供の頃、まだ暗い内から幼稚園に行ってたよね。」

それを聞いてすぐ、その頃の記憶が蘇ってきました。

確かにお袋が言ってた通り、暗い内に幼稚園に向かい、砂場や遊具で一人で遊んでいました。(当然、幼稚園には先生も友達も誰もいませんよ。何しろ、朝の5時とかですからね。信じられない光景でしょ。)

幼稚園で遊ぶのが大好きだったんでしょうね。だから、一刻でも早く幼稚園に向かい、少しでも長い時間遊んでいたかったんですね。

変な子ですよね。
暗い内から子供を外に出す、お袋も変わってると思いますが。

まあ、子供の頃から、夢中になったら、他の物が全く見えなくなっちゃう性格だったんです。腹が減った事も忘れちゃうぐらいでしたから。
遊び終わったりプラモデルが完成した時に、はじめて自分が腹ペコだって事に気付き、がっついて食べてた事を思い出します。

そんな性格もあって、私はここまでサーフィンに嵌ってしまったのだと思います。
いい年のオッサンなのに、変わってるね〜。
って感じかもしれませんが、理由は無いんですよね。
何故、そんなに楽しいのか?そんな事、考えても解らないし、とにかく、単純に楽しい。それだけです。

少しは、この気持ち解るでしょ?


そんなサーフィンの為に、今迄、結構な努力もしましたよ。
海に行けない平日は、スポーツジムとランニング。食事制限だってその頃からやってました。

全てはサーフィンの為。

パドルの限界がサーフィンの限界。

乗った数だけ上達すると考えていた私は、『パドルが命』をモットーに、とにかくランニングとトレーニングを欠かせませんでした。
今でも、その習慣は続いてます。週に4,5日のランニングと1,2回のスポーツジム。特に、オヤジサーファーは、体力の低下をいかに抑えるかが大事ですからね。

既に、カウントダウンは始まっていますから。

35歳位からでしょうかね。たまに、こんな事を考えたりします。
『自分は、幾つまで短いボードに乗れるのかなぁ?』ってね。
別に、私の場合、短いボードに乗る事がカッコイイなんて、全くそんな考えはありません。
ロングボードだって、ファンボードだって、そのボードを上手い事乗りこなしているサーファーを見ると、平等にカッコいいと感じますし、自分自身も長いボードに対しての偏見は全くありませんので何でも乗ります。でも、やっぱり、乗れる内は、自分のクイーバーの中に、1本は入れておきたいですね。
だから、頑張って走ったり食べ物に気を付けているのでしょうね。

サーフィンの楽しみ方は、本人次第。
初級者のままでいても、楽しいと本人が考えていれば、それで十分。
プロを目指して、ひたすら上達する事を目的にサーフィンスルのも良し。

とにかく、楽しければそれで良いのです。

でも、私の場合は、のめりこむタイプなもんだから、やっぱり、『少しでも上達したい。』とか、『デカイ波に乗りたい。』って、考えたのですね。


docサーフィンを始めてから、7年間ぐらいは、パフォーマンス・ショートに乗ってました。このボードが、最後に乗った、”DOC”。ペラッペラですよ。コレ。1・7/8しか無いんですから。この後に、衝撃のレトロフィッシュに出会ったのです。


こんな感じで、サーフィンと出会ってからというもの、私の生活は一新し何をするにしてもサーフィン中心の生活。
生活まで変えてしまう程のめり込む趣味って、他にあまり無いと思いませんか?
考え方から生活そのものまで大きく変えてしまうサーフィン。

当たり前のような事かも知れませんが、自分はサーフィンに出会えて、本当にラッキーだなぁと思います。


ランニングお勧めしますよ。
パドルは疲れないし、体は軽くなるし。

最初、辛いけどその時期を乗り越えたら、なんでもない習慣になりますから。


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サーフィンと私 第1話

私が、サーフィンを始めたのは26歳。
遅いスタートですね。

海で、若い子がサーフィンをしているのを見ると、羨ましく思う時があります。

初めてサーフィンを体験したのは、夏の新島。
真っ白な砂浜と透き通った海。その場で私はサーフィンに嵌ってしまいました。

今でも、私を誘ってくれた先輩の事を、心から感謝してます。
自分の人生を変えてくれた人なのですからね。

いきなりどっぷりとはまってしまった私は、翌週末から、毎週のように海に通う生活が始まったのです。
台風だろうが波が無かろうが、とにかく海に向かい、我武者羅にパドルを繰り返す。
初めてボードに立てた時。初めて横に走った時、初めてアップス&ダウンが出来た時・・・。全てを、今でもその記憶は、鮮明に頭の中に残っております。(他の事は、とにかく都合良く忘れる人間なのですが。)

その前にその前に。
どうしてそんなに遅くサーフィンを始めたかと言うと、私はずっと、海の近くの田舎暮らし。子供の頃の遊び場っていうと、とにかく海か山。
学校が終わると、毎日海か山に一直線でした。(いやー、相当、ワイルドでしたよ。けもの道のごとく、自分の道を作って山に入っていたぐらいですからね。)

そんでそんで、
小学校4年生の時に東京に引っ越して来たのですが、中学校の頃、第二次サーフィンブームが訪れて来たのです。

サーファーは皆、茶髪のテクノカット。
入れときゃ良いって感じで、スポンサーも受けていないのに、ボードにはブランドのロゴだらけ。
「先輩に連れてってもらう」って、友達が怖そうな人達の車に乗って行ってましたね。(当時のサーファーは、子供からすると、とにかく怖そうだった。)
でも、私は「サーフィンは違う」と否定してたんですね。

サーフィンというスポーツは、海の近くの人間が楽しむスポーツ。流行とかカッコでやるスポーツじゃないんだ。って。

子供の時に、海の近くに住んでたもんだから、海の事を自分なりに解っていたというか、拘りみたいなものがあったのだと思います。
自分には、やる資格が無いって、勝手に決めつけていたのです。

それから、長い月日が経ち、結局、始めたのが26歳。
いまでも、ずっと、心の片隅に『もったいないね。』って気持ちがあります。

もっと、早く始めていれば。
こんなに楽しいサーフィンを、なんで、もっと早くに始めなかったんだろう・・・。

でも、こんな事を思うって事は、本当に自分はサーフィンが好きなんだなぁって、つくづく考えてしまいますね。


そうそう、貴方が、もし『サーフィンに興味があるけど、きっかけが・・・。』
なんて考えていたら。

迷っている暇はありません。
とにかく、やってみよう。

人生、なんでもそうじゃないですか。
やらなきゃ、何にも始まらない。

やってみて、合わなきゃ、それ以上無理をする必要もないし。

後で、『やってれば良かった』なんて、後悔するのは、あまりにももったいない話じゃありませんか。



第2話
『とにかく頑張った、初心者サーファー時代』
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