本日は、当店のサーフボード部門
ナンバーワン人気のフィッシュシモンズについて。
今回は、フィンについてのお話になりますが、
以前も何度か触れた事があると思いますが、
フィッシュシモンズは、1990年代頭に
ジョシュの師匠、スキップ・フライ氏が考案した
フィッシュ型のロングボードでした。
ただ、フィンが2枚ではなくトライだった事が、
大きな話題を生んだのです。
え〜っ!!
フィッシュボードなのにトライ〜!!?
なんて、当時のサンディエゴのオッサン達は、
大騒ぎしたんでしょうね笑。
オリジナルの長さは、9’0”。
ここから、今では、5’代から12’まで長さは選べる様に
なったと言うワケなんです。
同時にトライフィンだけでなく、ツイン、クワッド、
長いレンジには、2+1も選べる様になっております。
因みに、スキップさんは、クワッドはやっておりません。
クワッドが選べるのは、ジョシュだけですね。
はい、ここは、二人のサーファーとしての好みという事になります。
スキップさんは、基本はトライでツインも
バリエーションに含まれると言う感じ。
一方、ジョシュは、ショートレンジのボードに乗る
ラディカルなサーフィンも好む事から、クワッドも
選べる様にしているといった感じでしょうか。
ジョシュ自身が、クワッドが好きですからね。
当店においては、やはり、ここもサーファーの好み。
はい、私の好みがツインという事で、なんとな〜く、
ツインがたくさん入荷しておりますね。
体重がなくて脚力が弱い日本人には、ツインの方が、
楽なターンが可能と私が感じるからです。
思いっきり踏み込む場合や、パワーのある波で、
思いっきりドライブを効かせたい方には、トライの方が
好みだと思いますが・・・。
はい、話を戻して本題に入りましょう。
こちらの2本のフィッシュシモンズ。
共にツインですが、マリンプライウッドのグラスオンと
フューチャーのツインという事ですが、実際、
どこがどう違うのか・・・・。
まあ、そもそものフィンのテンプレートが違うってのはありますが、
今回は、そんな事より、もっと大事な違いについて。
こうやって比較すると、よくお分かりになると思いますが、
フィンの取り付け角度が違うんです。
実際に正確に計測はしていませんが、見ての通り、
かなり差がありますよね。
これって、サーフボードに大きな性能の違いを与えるんですよ〜。
ジョシュは、シェイプが終わりラミネートに入る際、
ファクトリーの職人にフィンの取り付け角度を、
モデル別に言い伝えております。
キールツインなんか、ほぼ、直角。
正確には、2度ぐらい外側に倒してますけどね。
フィッシュシモンズも、確か、同じ2度だったと思いますが、
ケルプブラウンのグラスオンの方は、ほぼ、まっすぐ立った感じです。
そして、フィンはダブルフォイル。
一方、フューチャーの方は、4〜5度ぐらいは倒れてる感じですね〜。
それは、ボックスを倒してセットしているのではなく、
フィンがベースの部分で角度を付けているからです。
この写真を見ろ!
すみません。急に言い方が強くなってしまいました。
元に戻しましょう。
フューチャーのボックスに入るベースの部分に角度がついてます。
これが、セットした時にフィンが、八の字になる原因だったんですね。
ジョシュは、サンディエゴの伝統を守るため、
ツインの場合は、フィンは真っ直ぐ立ったグラスオン
を推奨していますが、サーフボードのパフォーマンスや可能性は、
確実にフューチャーの方が上。
それは、当然、ジョシュも分かっておりますが、
そこは、伝統・・・歴史・・・。
フィンが寝てる方が、ボードを倒した時に、直角に近い角度を
キープし易くなりますよね。そりゃ、そっちの方が、
フィンとしての働きが効率的な訳です。
因みにこちらは、ジョシュのFCSトライフィンセットのサイドフィン。
角度、全くついてませんね。
スキップさんのモデルも同様に真っ直ぐです。
サーフボードは、見た目も大事。
マリンプライウッドのグラスオンは、
誰が見たってカッコイイ。
そして、ゲッピーさんが生んだ、サンディエゴの歴史です。
一方、フューチャーの取り外し式は、サーフボードの移動時に
大きく貢献してくれるし、なんせ、色んなフィンを試す事が出来る。
これって、フィッシュシモンズの(他のモデルも同様に)可能性が、
無限に広がるって訳じゃないですか。
過去に、数十本ものフィッシュシモンズを乗り継いできた私ですが、
ここにきて、フィッシュシモンズの可能性っちゅうものを、
今、ヒシヒシと感じている次第なのでした〜。
一先ず私は、先日届いた私のパーソナルのエッグが
フューチャーなので、色々と試してみたいと思っとりますよ〜。
それでは、みなさん、ごきげんよう。
ポチれ!
いや、最後にこれはいかん。
本日も、ポチのお恵みお願いいたします!
にほんブログ村
ホーリー梶川
ナンバーワン人気のフィッシュシモンズについて。
今回は、フィンについてのお話になりますが、
以前も何度か触れた事があると思いますが、
フィッシュシモンズは、1990年代頭に
ジョシュの師匠、スキップ・フライ氏が考案した
フィッシュ型のロングボードでした。
ただ、フィンが2枚ではなくトライだった事が、
大きな話題を生んだのです。
え〜っ!!
フィッシュボードなのにトライ〜!!?
なんて、当時のサンディエゴのオッサン達は、
大騒ぎしたんでしょうね笑。
オリジナルの長さは、9’0”。
ここから、今では、5’代から12’まで長さは選べる様に
なったと言うワケなんです。
同時にトライフィンだけでなく、ツイン、クワッド、
長いレンジには、2+1も選べる様になっております。
因みに、スキップさんは、クワッドはやっておりません。
クワッドが選べるのは、ジョシュだけですね。
はい、ここは、二人のサーファーとしての好みという事になります。
スキップさんは、基本はトライでツインも
バリエーションに含まれると言う感じ。
一方、ジョシュは、ショートレンジのボードに乗る
ラディカルなサーフィンも好む事から、クワッドも
選べる様にしているといった感じでしょうか。
ジョシュ自身が、クワッドが好きですからね。
当店においては、やはり、ここもサーファーの好み。
はい、私の好みがツインという事で、なんとな〜く、
ツインがたくさん入荷しておりますね。
体重がなくて脚力が弱い日本人には、ツインの方が、
楽なターンが可能と私が感じるからです。
思いっきり踏み込む場合や、パワーのある波で、
思いっきりドライブを効かせたい方には、トライの方が
好みだと思いますが・・・。
はい、話を戻して本題に入りましょう。
こちらの2本のフィッシュシモンズ。
共にツインですが、マリンプライウッドのグラスオンと
フューチャーのツインという事ですが、実際、
どこがどう違うのか・・・・。
まあ、そもそものフィンのテンプレートが違うってのはありますが、
今回は、そんな事より、もっと大事な違いについて。
こうやって比較すると、よくお分かりになると思いますが、
フィンの取り付け角度が違うんです。
実際に正確に計測はしていませんが、見ての通り、
かなり差がありますよね。
これって、サーフボードに大きな性能の違いを与えるんですよ〜。
ジョシュは、シェイプが終わりラミネートに入る際、
ファクトリーの職人にフィンの取り付け角度を、
モデル別に言い伝えております。
キールツインなんか、ほぼ、直角。
正確には、2度ぐらい外側に倒してますけどね。
フィッシュシモンズも、確か、同じ2度だったと思いますが、
ケルプブラウンのグラスオンの方は、ほぼ、まっすぐ立った感じです。
そして、フィンはダブルフォイル。
一方、フューチャーの方は、4〜5度ぐらいは倒れてる感じですね〜。
それは、ボックスを倒してセットしているのではなく、
フィンがベースの部分で角度を付けているからです。
この写真を見ろ!
すみません。急に言い方が強くなってしまいました。
元に戻しましょう。
フューチャーのボックスに入るベースの部分に角度がついてます。
これが、セットした時にフィンが、八の字になる原因だったんですね。
ジョシュは、サンディエゴの伝統を守るため、
ツインの場合は、フィンは真っ直ぐ立ったグラスオン
を推奨していますが、サーフボードのパフォーマンスや可能性は、
確実にフューチャーの方が上。
それは、当然、ジョシュも分かっておりますが、
そこは、伝統・・・歴史・・・。
フィンが寝てる方が、ボードを倒した時に、直角に近い角度を
キープし易くなりますよね。そりゃ、そっちの方が、
フィンとしての働きが効率的な訳です。
因みにこちらは、ジョシュのFCSトライフィンセットのサイドフィン。
角度、全くついてませんね。
スキップさんのモデルも同様に真っ直ぐです。
サーフボードは、見た目も大事。
マリンプライウッドのグラスオンは、
誰が見たってカッコイイ。
そして、ゲッピーさんが生んだ、サンディエゴの歴史です。
一方、フューチャーの取り外し式は、サーフボードの移動時に
大きく貢献してくれるし、なんせ、色んなフィンを試す事が出来る。
これって、フィッシュシモンズの(他のモデルも同様に)可能性が、
無限に広がるって訳じゃないですか。
過去に、数十本ものフィッシュシモンズを乗り継いできた私ですが、
ここにきて、フィッシュシモンズの可能性っちゅうものを、
今、ヒシヒシと感じている次第なのでした〜。
一先ず私は、先日届いた私のパーソナルのエッグが
フューチャーなので、色々と試してみたいと思っとりますよ〜。
それでは、みなさん、ごきげんよう。
ポチれ!
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