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スティーブ・ブロムの今回のフィッシュボード。

長い2本は、ヌヒワフィッシュのテンプレートを使用し、
短い2本は、ハンティントンフィッシュのテンプレート。

一見、普通に見える今回入荷したフィッシュボードですが、
実は、ボトム(レイル)にアレンジが加わった新しいモデルなんです。

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これらの写真を見るだけで、
何がどうなってるか、直ぐにお分かりな事でしょう。

はい、エッジを伴うアップレイルにアレンジされた
フィッシュボードなんです。

先日のカリフォルニアトリップで、スティーブさんとお会いした際に、
初めてこのボードを見たのですが、それが、かなりの衝撃だったんです。

スティーブさんの考えは、このレイルは、エッジボードなのだそうです。
世の中で見る、一般的なエッジボードは、完全に段差のあるエッジが
ボトムに刻まれています。

スティーブさんは、その段差が、スムースなターンを妨げ、
本来のサーフボードの動きが望めないと、私に説明してくれました。

う〜ん。

確かに、エッジボードには、乗り味の癖がある。
私の場合は、その癖が面白くもあり魅力なのですが、
世間一般の見解では、難しいボードって事になるのかも知れませんね。

元々、スティーブさんのフィッシュボードは、ボードのセンター付近は、
強めのシングルコンケーブが入り、レイル付近は、軽く捲られた感じ。
テイルにかけては、強いVeeボトムとなっていて、とにかく、
ターンの切り返しの良いフィッシュボードに仕上がっています。

そして、今回のこちらのフィッシュ(オーガニカルフィッシュ)は、
さらにレイル付近にエッジを伴う傾斜が加えられているのです。

IMG_4615
こちらが、その画像。

これは、センターより少し前のボトムです。

センターコンケーブが入り、レイル付近は、ドッコン!
って、斜めに落っこってるでしょ。

IMG_4616
アップしたら、よく分かりますね。

このボトム(レイル)形状を与える事で、
さらに軽いターンが可能となっているとの事なんです。

IMG_4617
テール付近なんか、こんなに強いVeeですよ。

いや〜、参りましたね〜。

私的には、もはや、フィッシュボードとして、
完全に完成されたものと思っていたフィッシュが、
こうやって、更なる進化を提げてやって来たのです。

今回、長い方の2本は、ハンティントンフィッシュ。
そして、短い2本には、オーガにカルフィッシュと
命名されておりますが、基本、今回の4本全てのボトムが、
同じデザインとなっております。

はい、私も、どれか乗ろうと思っておりますが、
まあ、とにかく、気になるレイルデザインの
フィッシュボードですよね〜。


それでは、皆さん、チェックしてみてください。




CHECK!!



今日は、朝の8時から撮影を開始し、
すでに、全てのボードの画像編集を終えました。

本日中にジョシュもアップする様、
気合いを入れたいところなのですが、
ポチが少なすぎて困っております。

そうか、皆様のポチお待ちしております!

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ホーリー梶川