Josh Hall Surfboardsのツインフィン三種を並べてみました。
長さは、全て6'6"。
皆さんが思い浮かべるツインフィンって、
まあ、普通、フィッシュボードですよね。
世の中に出回っているツインフィンの大方が、
ツインフィッシュである事に間違いありません。
実際、フィッシュテールとツインフィンってのは、
抜群に相性が良く、ターン時にボードが傾くと、
水に接している側のフィンとテールの組合せは、
シングルフィンと同じ状況を作り、
そこで、軽いターンが生まれるのです。
しかも、シングルフィンは、サーフボードの
センターにフィンがセットされているのに対し、
ツインフィッシュの場合、フィンが、テールエッジの
すぐ近くにフィンがセットされている事で、
フィンの作用力が増し、より、軽い力で効率よく
ターンする事が出来る。
それが、ツインフィッシュの一番の魅力ですね。
でも、実は、フィッシュテールとの組合せだけが、
調子が良いツインフィンと言うワケではないのです。
例えば、ピンテールのプンタモデル。
このセッティングは、とにかく、ターンが軽くなります。
ツインフィッシュの場合、テールの二つに分かれた先端同士は、
かなり、離れていますね。はい、因みに、
サンディエゴフィッシュの基本は、1フィート。
約30,5センチのテール幅となる訳ですが、この幅が、
逆にターンの邪魔と感じることもあるのです。
でも、ピンテールは、極限まで絞り込まれたテールデザイン。
余計な踏ん張りが邪魔する事なく、軽快なターンが可能となります。
(余計な踏ん張りと書きましたが、それが必要な時もあるし、
それがスピードとなる事もあります。)
と言う事は、ピンテールツインを持つプンタモデルは、
ターンを軽快に楽しみたいと言うサーファーや、
デカ波を制覇したい時に乗るのに向いていると言えます。
続いて、バットテールエッグツイン。
ラウンドピンテールは、最もクセの無い万能テールデザイン。
例えば、ショートボードの一般的なテールはスカッシュテール。
これは、絶妙な幅と角を有する事で、水のパワーを適度に受け、
尚且つ、テールの角を利用し、ターンのきっかけに出来ます。
ショートボードの様に、元々、軽い仕上がりで動きの軽い構造
となっていますので、スカッシュがベストな組み合わせとなるのですが、
ミッドレングスを中心とするオルタナティブ系のサーフボードは、
重さもあるし長さもあります。
なので、もう少し、ターンを軽くさせる角の無い
ラウンドピンテールの相性が良いのです。
ラウンドピンテールとツインフィンの組み合わせは、
とにかく、文句なし。
この3本の中でも、最もクセがなくバランスが良いと言えます。
小波からビッグウエーブ、メローからホロー。
全ての波で、70点以上のパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
1本で、全ての波に対応したいという方には、
最高のボードって事ですね。
最後にタブレット。
このボードは、ジョシュが、昨年考案した
ビーチブレイク用モデル。
スタンダードなアウトラインを持つエッグに対し、
更に幅を持たせたモデルで、波のパワーを最も
効率よくスピードに変える事の出来るデザイン。
テールは、ほぼスカッシュテール。
エッグのラウンドと見比べてみてください。
フィン付近のテール幅はほぼ同じなんです。
幅があるのは、そこから前の部分。
特に、ノーズワイドに差がありますね。
話をテールに戻しますが、同じくらいの幅ながら、
テールエンド部に角が付いたタブレットは、
水の力をより受け易い構造となっています。
ターンの軽さに関したら、ラウンドピンテールの方が上。
それを言ったら、ピンテールはもっと上。
ですが、このタブレットのテール形状と
全体のアウトラインの組み合わせは、
この長さ(6'6")でも、物凄いグライド感を感じる事ができます。
そうですね。
ターンの軽さという見方で言えば、フィッシュと同クラスです。
決して、悪い訳ではありません。
この様に、それぞれのアウトラインにより、
サーフボードの乗り味は大きく変わり、サーファーが、
何を求めているかによって、チョイスが変わってきます。
最後に一つお伝えしたい事。
ミッドレングスのツインフィンは、
まだまだ、サーフィンの新しい楽しみや感激を得る事の出来る、
可能性を大きく秘めたフィンセッティング
である事に間違いありません。
ツインフィンの可能性は、
まだまだ、この先も続き進化していくでしょう。
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ホーリー梶川
長さは、全て6'6"。
皆さんが思い浮かべるツインフィンって、
まあ、普通、フィッシュボードですよね。
世の中に出回っているツインフィンの大方が、
ツインフィッシュである事に間違いありません。
実際、フィッシュテールとツインフィンってのは、
抜群に相性が良く、ターン時にボードが傾くと、
水に接している側のフィンとテールの組合せは、
シングルフィンと同じ状況を作り、
そこで、軽いターンが生まれるのです。
しかも、シングルフィンは、サーフボードの
センターにフィンがセットされているのに対し、
ツインフィッシュの場合、フィンが、テールエッジの
すぐ近くにフィンがセットされている事で、
フィンの作用力が増し、より、軽い力で効率よく
ターンする事が出来る。
それが、ツインフィッシュの一番の魅力ですね。
でも、実は、フィッシュテールとの組合せだけが、
調子が良いツインフィンと言うワケではないのです。
例えば、ピンテールのプンタモデル。
このセッティングは、とにかく、ターンが軽くなります。
ツインフィッシュの場合、テールの二つに分かれた先端同士は、
かなり、離れていますね。はい、因みに、
サンディエゴフィッシュの基本は、1フィート。
約30,5センチのテール幅となる訳ですが、この幅が、
逆にターンの邪魔と感じることもあるのです。
でも、ピンテールは、極限まで絞り込まれたテールデザイン。
余計な踏ん張りが邪魔する事なく、軽快なターンが可能となります。
(余計な踏ん張りと書きましたが、それが必要な時もあるし、
それがスピードとなる事もあります。)
と言う事は、ピンテールツインを持つプンタモデルは、
ターンを軽快に楽しみたいと言うサーファーや、
デカ波を制覇したい時に乗るのに向いていると言えます。
続いて、バットテールエッグツイン。
ラウンドピンテールは、最もクセの無い万能テールデザイン。
例えば、ショートボードの一般的なテールはスカッシュテール。
これは、絶妙な幅と角を有する事で、水のパワーを適度に受け、
尚且つ、テールの角を利用し、ターンのきっかけに出来ます。
ショートボードの様に、元々、軽い仕上がりで動きの軽い構造
となっていますので、スカッシュがベストな組み合わせとなるのですが、
ミッドレングスを中心とするオルタナティブ系のサーフボードは、
重さもあるし長さもあります。
なので、もう少し、ターンを軽くさせる角の無い
ラウンドピンテールの相性が良いのです。
ラウンドピンテールとツインフィンの組み合わせは、
とにかく、文句なし。
この3本の中でも、最もクセがなくバランスが良いと言えます。
小波からビッグウエーブ、メローからホロー。
全ての波で、70点以上のパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
1本で、全ての波に対応したいという方には、
最高のボードって事ですね。
最後にタブレット。
このボードは、ジョシュが、昨年考案した
ビーチブレイク用モデル。
スタンダードなアウトラインを持つエッグに対し、
更に幅を持たせたモデルで、波のパワーを最も
効率よくスピードに変える事の出来るデザイン。
テールは、ほぼスカッシュテール。
エッグのラウンドと見比べてみてください。
フィン付近のテール幅はほぼ同じなんです。
幅があるのは、そこから前の部分。
特に、ノーズワイドに差がありますね。
話をテールに戻しますが、同じくらいの幅ながら、
テールエンド部に角が付いたタブレットは、
水の力をより受け易い構造となっています。
ターンの軽さに関したら、ラウンドピンテールの方が上。
それを言ったら、ピンテールはもっと上。
ですが、このタブレットのテール形状と
全体のアウトラインの組み合わせは、
この長さ(6'6")でも、物凄いグライド感を感じる事ができます。
そうですね。
ターンの軽さという見方で言えば、フィッシュと同クラスです。
決して、悪い訳ではありません。
この様に、それぞれのアウトラインにより、
サーフボードの乗り味は大きく変わり、サーファーが、
何を求めているかによって、チョイスが変わってきます。
最後に一つお伝えしたい事。
ミッドレングスのツインフィンは、
まだまだ、サーフィンの新しい楽しみや感激を得る事の出来る、
可能性を大きく秘めたフィンセッティング
である事に間違いありません。
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