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本日は西湘某ポイントへ。

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これに乗ってみたかったんですよ〜。

'71 G&S TWIN。

G&Sを取り扱う様になり、先ずは、皆さんにG&Sの歴代のボードを
ご紹介しようと、60年代から70年代の名作を復刻させる
プロジェクトを始めました。

これまでに、数本のG&Sに乗りましたが、
特にこのボードの衝撃が凄かったんです。

まさか、アレンジを加えてると言っても、ここまで完成してるとは!
そんな衝撃的な出会いだったこのボードですが、私なりに、
もっと、良くなるはず。って、乗った時、確信したんです。

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先ずは、フィン。

オリジナル(ビンテージ)のG&S TWINは、
テールギリギリにフィンがセットされています。

G&Sのクルーが、試乗したらしいのですが、
引きずっちゃって話にならなかったそうです。

そんで、シェイパーのクリス・ダービーさんが考え出したのが、
2インチほどフィンを前に移動。

そのボードは、今まで、何度かレポートしてきたやつ。
ターンは軽く、ボードも暴れる事なく調子は良かったのですが、
トロい波の時、思いっきり、テールを踏み込むと、少し、
テールがスライドしすぎる様に感じました。

迫力のあるサーフィンになったりして、それはそれで面白いのですが、
スピードを損なう事もあるんです。

そんで、今回、フィンを1インチ後ろに移動してもらいました。

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それが、今回入荷したボードという訳です。

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そうだ、波の写真、載せてませんでしたね。

今日は、セット胸肩のパンチングブレイク。
ミドルからインサイド寄りの底掘れブレイクは、
サーフボードの性能が良く分かるので、試乗には
持って来いなコンディション。

もう、一本乗っただけで、ハッキリと分かりましたね。

フィンポジション変更大成功です!!

ボトムターンのドライブする感じが、タマランですよ。
通常のツインフィンより高さのあるフィンは、
ガッポリ掘れ上がった波でも、100%フィンが波に食いつき、
ボードが、波のボトムでブレる事など全くナシ!

フィンが、たった、1インチ後ろにセットされただけで、
ここまで、ターン性能が変わるんですよ。

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はい、こちら、レイル形状を表現した図。
今回のレイルは、前回より薄くしてもらいました。

前回は、フルボキシーなスーパーかまぼこレイル。
個人的には、好きなレイルですが、今回は、このボードの
良さが分かり易くなる様、適度な厚さのダウンレイルに
変更していただきました。

フィンのセッティングと相まって、これまた、いい仕事をしてくれております。
フィンが後ろになる事で、ボードの反応が鈍るのを
レイルでカバーしちゃってんです。コイツ。

これで、トータルでのバランスが良くなりましたね。

あとは、このボードに乗って、新しい感動を見つけるだけ。
オッサンになっても、サーフィンって楽しいよね〜。



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いやいやいや〜、今日も、速攻でオンショアとなり、
2時間も入水しないで上がっちゃいましたが、
このボードの底知れぬポテンシャルを
感じてやまない朝だったのでした〜。



次は,ど変態フィンをセットしたWATER SKATEかな。
HOT CURLも乗りたいですね〜。




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ホーリー梶川