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本日は、車の内装屋さん。
名前は、ケイン梶川。

インスタとかにも、ちょくちょく出しちゃったから、
この車の存在の事を知ってる方もいらっしゃるかと思います。

この車、知ってますか?

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1975年にデビューした、AMCのペーサーっていう車。

究極にマニアックなアメ車です。

そして、私が思うに、70年代を象徴するアメ車の中の1台で、
この車無しでは、70年代のアメリカのモータリゼーションは語れません。

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そもそも、AMCって?
って話ですが、AMCは、今は無きアメ車ブランド。

GM、フォード、クライスラーという、あまりにもデカいビッグスリーブランドがある中、
はなっから外し系で勝負に挑んでいた自動車ブランド。

1954年にスタートし1987年にクライスラーに買収されるまで、
30年足らずで消えていった幻の自動車ブランドです。

それにしても、AMCは、とんでもない車を次々と世の中に送り込みました。
なんせ、真っ向勝負しても勝ち目が無いって分かり切ってましたからね。

このペーサーは、1975年にデビューしたコンパクトカー。
前身のグレムリンに続くコンパクトカーで、当時、日本車やら
ヨーロッパの車が一気にアメリカで人気を博し、それに対抗しようと
送り出したコンパクトカーなのです。

でも、このペーサー。長さは、日本車並みなのですが、
幅はフルサイズ。はい、当時は、キャデラックの幅を持つ
コンパクトカーとして売り出していた様です。

まあ、それにしても、とんでもないスタイルを持つ車で、
日本では、金魚鉢って言われてたそうです。

極端に大きな面積を持つグラスエリアは、車と言うより、
70年代当時のアニメやB級映画に出てきそうな小型宇宙船。

パッと見、出来損ないのUFOにしか見えません笑。

実はこの車、昨年、ボロちゃん(VW THING)を手放した代わりに
アメリカで発見し、手に入れてしまったというワケ。
(まあ、現時点で、自分のものにするか売っぱらっちまうか検討中ですが・・・。)

めちゃくちゃ程度が良いのが見つかり、そのままでも十分乗る事が出来る
コンディションなのですが、そこはホーリーオート。

追求しちゃうワケです。

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欠品パーツは、全てNOSかグッドコンディションのユーズドを
アメリカで探し輸入。

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室内もほぼ完璧でしたが、フロントシートは、現在、シート屋さんで
張替え中。

その間に、アメリカで手に入れたカーペットを張り替えてしまいましょう。
って流れで、先日から作業しているという感じ。

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カーペットの張り替えって、何気に初めてだったのですが、
これ、結構、技術と手間が必要ですね。

前後左右のズレのチェック、シワが出ない様に隅々まで
バランスを見ながら場所を決めていくのです。

この写真は、ホーリーオートの基準に達し、
オッケーサインが出たところで撮影。

ホコリやらゴミが散らばってますが、最後に掃除をするので
そんなのかんけ〜ね〜。

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コレ何て言うんですかね。
サイドプレート?
それを取り付けたり、カーペットを交換するに当たって
取り外しが必要だった内装パーツを再装着して完成!

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リアシートは、ダメージゼロだったので、
このままオリジナルを残しました。

ボロちゃんの時も、日本一のコンディションを目指し
作業を進めましたが、今回のペーサーも、私、獲りに行きます!
はい、日本一、コンディションの良いペーサーを目指しますよ〜。

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可愛いっしょ〜。

UFO

昔の宇宙船

ウーパールーパー

色んなものに見えてしまう、今じゃ考えられない
デザインなのですよ〜。

実は、数日前からエンジンが掛かんなくなっちゃって・・・。

デスビ、イグニッションコイル、プラグコード、プラグ等の
点火系パーツとフューエルポンプ、それから、なんか、ガタがきてる
キャブをアメリカにオーダーしたから、それらが到着するのを待ってるところ。

早く完成するといいですね〜。




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ホーリー梶川