本日は、ジョシュ・ホールのエッグについて
ご説明させて頂きます。
ジョシュホールのエッグは、スキップ・フライ氏から
テンプレートを譲り受け、そして、シェイプの細部に至るまで
レクチャーを受け引き継いでいるモデル。
このエッグが生まれたのは、スキップ・フライ氏が
G&Sに所属していた1970年代の初頭。
ここに写っているビンテージボードのデッキには、
G&Sのロゴが入っています。
当時のシェイプは、ノーズのエントリーは、ハルスタビーの様な
まくり気味のレイル。
そして、センターは、フラットでテール付近は、弱目のVee。
はい、当時のスタンダードなシングルフィンのボトムデザインです。
その後、スキップ・フライ氏は、多くの経験と情報を積み重ね、
エッグを進化させてきました。
一番大きく変化したのは、90年代に入ってから。
パフォーマンスショートボードが、世の中の主流となり、
サーフボードは、急激に進化した時代です。
ボトムデザインも、それまでの、Veeボトムから
コンケーブボトムが採用される様になりました。
コンケーブは、ボードの安定性と加速性能を大幅に向上させます。
そこで、スキップ・フライ氏は、自身のボードにコンケーブを
入れる様になったのです。
はい、それが、90年代以降という訳です。
そんなこんなの、長い歴史を持つサンディエゴ生まれのエッグボード。
私は、これらのモデルをサンディエゴエッグと呼んでいます。
それほど、確立された特別なものを持つミッドレングスボードだからです。
ジョシュ・ホールが、私に一番最初にシェイプしてくれたのが、
6'3"のエッグでした。
君が僕に一番乗ってもらいたいと思うモデルは何だい?
って聞いた時に返ってきた答えがエッグだったからです。
その後も、君の一番のオススメモデルとサイズは?
なんて質問したら、8’0”のエッグ。2+1かトライが良いね。
なんて、答えが返ってきてましたね。
過去のガールフレンドにも、やはり、エッグをプレゼントしてましたしね笑。
それでは、エッグのシェイプの特徴について触れてみましょう。
ロッカーは、スーパーナチュラル。
但し、ノーズエリアが少し捲られているので、
見た目以上に惚れた波でのコントロール性は高いです。
こちら、ノーズエリアのボトム。
分かるでしょうか?
随分と丸いですね。
これが、動きを軽くしてくれるのです。
そして、グライド感を生むのです。
センター付近は、シングルコンケーブ。
スピードを得る為、かなり、彫り込んでます。
テールは、リバースVee。
リバースVeeってのは、ダブルコンケーブの様でちょっと違う。
Veeとダブルコンケーブを組み合わせたボトム形状で、センターが
一番飛び出ていますよね。
これによって、水の抜けを良くしつつレイルの切り返しを
早くするデザインなのです。
そんで、テール付近のエッジはビンビンです。
元々、エッグは、シングルフィンモデルとして登場しました。
(そりゃそうです。当時は、シングルしかありませんでしたからね。)
その後、トライフィン、2+1、ツインが登場し、
今では、クワッドまでもラインナップされています。
基本は、やはり、シングルフィン。
でも、動くのは、間違いなく2+1です。
上級者やスタイルにこだわるサーファーは、
シングルフィンで良いと思いますが、やはり、
動かしやすいのは、断然に2+1モデル。
まあ、これ以上は、好みの世界ですので、
私には何とも言えません。
如何でしょうか?
ごくごくフツ〜に見えるミッドレングスの
エッグですが、実は、歴史も深く、カリフォルニアでは、
大変、人気のあるモデルなんです。
例えば、10’前後の長いエッグとかは、
向こうのオッさんがよく乗ってます。
女性サーファーも、ノーズエリアが細く扱いやすい事でエッグは人気。
9’前後のエッグに乗ってるスタイリッシュなサーファーを見かけますね。
日本では、車や住まいの事情などを考慮し、
私的には、7’代のエッグを特にオススメしています。
この長さの特に2+1エッグは、テイクオフも早いし動きも軽い。
波質も選ばないし、どんなサーファーでも最高に楽しめるボードだと思います。
今、一本、ツインのエッグがストックにあるんですよ。
ジョシュの野郎、先日の入荷であの1本しか送って来なかったんですが、
実は、あと2本オーダーしていて、6’代のツインエッグは自分が乗るつもり。
エッグの更なる可能性を求め、私は、新しいボードを次々に
皆さんにお見せし、提案させていただく次第であります。
昨日のブログに続き、本日も真面目ブログ。
(サルと戦ってる場合じゃありません。
そう言えば、あれ、奥さんに注意されました。)
本日も、どしどし、PCポチをお願いいたします!!
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ホーリー梶川
ご説明させて頂きます。
ジョシュホールのエッグは、スキップ・フライ氏から
テンプレートを譲り受け、そして、シェイプの細部に至るまで
レクチャーを受け引き継いでいるモデル。
このエッグが生まれたのは、スキップ・フライ氏が
G&Sに所属していた1970年代の初頭。
ここに写っているビンテージボードのデッキには、
G&Sのロゴが入っています。
当時のシェイプは、ノーズのエントリーは、ハルスタビーの様な
まくり気味のレイル。
そして、センターは、フラットでテール付近は、弱目のVee。
はい、当時のスタンダードなシングルフィンのボトムデザインです。
その後、スキップ・フライ氏は、多くの経験と情報を積み重ね、
エッグを進化させてきました。
一番大きく変化したのは、90年代に入ってから。
パフォーマンスショートボードが、世の中の主流となり、
サーフボードは、急激に進化した時代です。
ボトムデザインも、それまでの、Veeボトムから
コンケーブボトムが採用される様になりました。
コンケーブは、ボードの安定性と加速性能を大幅に向上させます。
そこで、スキップ・フライ氏は、自身のボードにコンケーブを
入れる様になったのです。
はい、それが、90年代以降という訳です。
そんなこんなの、長い歴史を持つサンディエゴ生まれのエッグボード。
私は、これらのモデルをサンディエゴエッグと呼んでいます。
それほど、確立された特別なものを持つミッドレングスボードだからです。
ジョシュ・ホールが、私に一番最初にシェイプしてくれたのが、
6'3"のエッグでした。
君が僕に一番乗ってもらいたいと思うモデルは何だい?
って聞いた時に返ってきた答えがエッグだったからです。
その後も、君の一番のオススメモデルとサイズは?
なんて質問したら、8’0”のエッグ。2+1かトライが良いね。
なんて、答えが返ってきてましたね。
過去のガールフレンドにも、やはり、エッグをプレゼントしてましたしね笑。
それでは、エッグのシェイプの特徴について触れてみましょう。
ロッカーは、スーパーナチュラル。
但し、ノーズエリアが少し捲られているので、
見た目以上に惚れた波でのコントロール性は高いです。
こちら、ノーズエリアのボトム。
分かるでしょうか?
随分と丸いですね。
これが、動きを軽くしてくれるのです。
そして、グライド感を生むのです。
センター付近は、シングルコンケーブ。
スピードを得る為、かなり、彫り込んでます。
テールは、リバースVee。
リバースVeeってのは、ダブルコンケーブの様でちょっと違う。
Veeとダブルコンケーブを組み合わせたボトム形状で、センターが
一番飛び出ていますよね。
これによって、水の抜けを良くしつつレイルの切り返しを
早くするデザインなのです。
そんで、テール付近のエッジはビンビンです。
元々、エッグは、シングルフィンモデルとして登場しました。
(そりゃそうです。当時は、シングルしかありませんでしたからね。)
その後、トライフィン、2+1、ツインが登場し、
今では、クワッドまでもラインナップされています。
基本は、やはり、シングルフィン。
でも、動くのは、間違いなく2+1です。
上級者やスタイルにこだわるサーファーは、
シングルフィンで良いと思いますが、やはり、
動かしやすいのは、断然に2+1モデル。
まあ、これ以上は、好みの世界ですので、
私には何とも言えません。
如何でしょうか?
ごくごくフツ〜に見えるミッドレングスの
エッグですが、実は、歴史も深く、カリフォルニアでは、
大変、人気のあるモデルなんです。
例えば、10’前後の長いエッグとかは、
向こうのオッさんがよく乗ってます。
女性サーファーも、ノーズエリアが細く扱いやすい事でエッグは人気。
9’前後のエッグに乗ってるスタイリッシュなサーファーを見かけますね。
日本では、車や住まいの事情などを考慮し、
私的には、7’代のエッグを特にオススメしています。
この長さの特に2+1エッグは、テイクオフも早いし動きも軽い。
波質も選ばないし、どんなサーファーでも最高に楽しめるボードだと思います。
今、一本、ツインのエッグがストックにあるんですよ。
ジョシュの野郎、先日の入荷であの1本しか送って来なかったんですが、
実は、あと2本オーダーしていて、6’代のツインエッグは自分が乗るつもり。
エッグの更なる可能性を求め、私は、新しいボードを次々に
皆さんにお見せし、提案させていただく次第であります。
昨日のブログに続き、本日も真面目ブログ。
(サルと戦ってる場合じゃありません。
そう言えば、あれ、奥さんに注意されました。)
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