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先日入荷した、Shapes and Hullsのフィッシュ。

因みに、Shapes and HullsのHullsは、ハルスタビーではなく船を意味しています。
でも、ティムさんは、興味深いハルシェイプをやってんですね〜。

はい、話を戻しこのボードの話。

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こちらは、私が乗る予定の、私にとって2本目のFlex Fin Fish。

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このフィッシュは、先日もコメントしている様に、ミニシモンズとフィッシュを足して二で割った様な
乗り味のフィッシュボード。

レイルは、ご覧の様にボキシーレイルです。

ボキシーレイルというのは、波のパワーが無い時に
浮力が稼げてスピードが乗る。
そして、柔らかい波のフェイスに突き刺さらないから調子がいい。

はい、それも、間違っていませんが。

実は、パワーのある波で力を発揮するのです。

波のサイズがあってパワー全開の時は、とにかく、
サーフボードに求められるのはスピード。

大きな波の日は、ショルダーも長い分、ブレイクも早くなりがち。
そんな時、ボキシーなレイルだと、硬い波のフェイスに反発し、
スピードを生むのです。

皆さん、ガンシェイプを見たことがありますか?

ガンシェイプは、とてつもなくレイルが厚いんです。
デカい波様になればなる程、レイルはぶっとくなります。

まあ、このボードは、ビッグウエーブ用ではありませんが、
スピードを生む為に、この様なレイル形状にしているのですね。


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そして、何と言っても、このボードの最大の特徴はフィンシステム。

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後ろ側のFCSのカップの後ろは、完璧にフリーな状態。

フィンは、ボランクロスの積層で作られており、
フレックス性抜群だから、指でフィンの後ろをクニクニ押すと、
フィンは、大きくクニクニします。はい、クニクニ。

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そして、フィンは、全体的に前寄りにセットされています。

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尚且つ、かなりハの字を切ったシャコタン仕様。

この辺りは、サンタバーバラ。そう、ブロムさんもいらっしゃる事だし、
この地域のフィッシュの特徴なのでしょう。

サンディエゴフィッシュとの明確な差でもありますが、
そりゃ、パフォーマンスという点だけで答えを出せば、
こちらの方が上です。断言いたします。

サンディエゴフィッシュのスタイルは、フィンの後ろファストレートな
キールフィン。そして、フィンはダブルフォイルでパラレルのストレート立ち。

一方、サンタバーバラスタイルは、ハの字を切ったシャコタンスタイルで、
フィンは、片面フォイル。

そして、もう一つ大きく違うのは、サンディエゴ系はシングルコンケーブ。
コンケーブによってスピードを生む仕組みなのに対し、
サンタバーバラ系は、Veeボトム。

基本、ボード自体に浮力を持たせ、その浮力でスピードを生む仕組み。
その分、Veeボトムにする事で、レイルの切り返しを早くさせている。

まあまあまあ。

言葉でいくら説明しても、実際の所、乗ってみないと分からないですね。

でも、乗れば、一瞬でその差を感じると思います。
っちゅうか、全く別の乗り物と思うぐらい、乗り味に差があります。

さあさあ、皆さん。

サンタバーバラ系のフィッシュ。しかも、その中でも、
大きくフィンにアレンジを加え、ターンの伸びがハンパなくて
頭がおかしくなりそうなスーパーハイパフォーマンスフィッシュ。


是非、お試しあ〜れ。




今日もいい時間つぶしと勉強になりましたね〜。
はい。PCポチですよ〜。

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台風3連発!
今週は、ボロボロになるまで頑張ります!
ホーリー梶川