昨日は、(いや、今日も)、当初から、一番気になっていた、
後ろのベントウイング周りの交換。
表から見てこの通り。
ゴムがボロッボロで、中が想像出来ちゃう感じ。
ワーゲンの専門店の方に聞いても、ほぼ、ほとんどの車の
この部分は、腐っているとの事ですから、もう、覚悟はしておりました。
最悪は、グラインダーで錆を全部落として、
アルミパテやらで補修する事も想像しながら・・・。
とにかく、日本は雨が多いので、一刻でも早く処置をしないとって、
気が気でなかった箇所だったんすよね。
このカバーの上の部分も表面が錆びてますね。
まあ、空冷ワーゲンフリークにとって、こんなもん愛嬌。
っちゅうか、逆に好きだったりして・・・。
それでは、作業に入りましょう。
実は、この作業、今回で3回目。
コツはバッチリ掴みきっております。
あて木を当て、ハンマーで下から叩き、少しずつ、外していく感じ。
問題なく外れました。
外した感じでは、ダメージは見当たらないですね。
いやいや、問題はここからここから。
初めに、大きい方のガラスを慎重に外します。
VWマーク入りのオリジナルガラスですから、
絶対に割ってはいけません。
続いて、問題のベントウイング。
かなり、ヤバイ感じですね〜。
外すのイヤだな〜。
思い切ってエイッ!!
外したベントウイングの下っ側。
錆で原型を留めていない程のグッサグサ状態・・・。
こちらボディー側。
ベントウイングの錆が、ボロッボロに落っこってますね〜。
でも、掃除してみたら綺麗でしたよ〜。
流石〜、ノッポさん。凄いな〜。
茶色の殆どは、内装の接着材で、錆は、ほぼありませんでした。
念のため、カバーと窓枠部分には、錆止めを塗布。
そんで、カバーは、悩んだ結果、サンディングし、
上っ側のところだけ、タッチアップする事に。
こないだ、納車の時にお世話になった
ローリングスの島村さんに調色してもらったタッチアップ。
ちゃんと、硬化材もいただき、本格的に直しましたよ。
まあ、刷毛でのペイントなので、仕上がりに限界はありますが、
ガンで全部吹いちゃって、オリジナルペイントを失うよりはマシ。
これで十分です。
ついでに、こちらもペイントし、
この先も、何十年も持ってくれる様、しっかりと処置してあげましょう。
塗料が乾くまでに、新しく手に入れたベントウイングの装着の準備に入ります。
これ、リプロダクトされていないから、手に入れるの大変なんですよ。
今回も、かなり梃子摺りました。
ボロ買ってもしょうがないですからね。
ツルンッて入りやすくするのと錆対策の為、
亜麻仁油を塗ったくりましょう。
この、ベントウイングを装着する作業は、素人にはできません。
はい、私も素人ですが、この部分に関してはセミプロです。
力の入れ具合や、押したり引いたりを繰り返し、
ピタッと嵌まるまで時間をかけてねじ込んでいくのです。
続いて、海外から取り寄せたウインドウラバーとモール。
実は、このモール。
日本で手に入らないんです。
まずは、ガラスにラバーをはめ込む。
続いて、この専用工具でラバーにモールを埋め込んでいきます。
この工具の存在をご存じないプロの方も多いと思うのですが、
私は、偶然、これを見つけ手に入れてみました。
モール装着時も亜麻仁油でスッポンスッポンンローション効果を利用しながら装着。
この工具、凄いですよ!
この窓一枚で、コーナーのクリップの装着も含め、
初トライの私が10分で完了です!
モールも曲がることなく、完璧な出来栄えです!!
いい紐がなかったので、配線コードを流用し、
窓枠にガラスをはめ込んでいく事にしました。
ちょっと、長さが足りなかったので、
サーフボードラックで使ってる紐も合わせ2本を溝にはめ込みました。
あとは、ガラスをボディーに合わせ、
紐を内側からゆっくり引いていけば装着完了!!
一人で?
はい。頑張り屋の私は、片方の手で協力吸盤で引っ張りながら、
もう片っ方の手で紐を引っ張る。一人二役でやっつけてみました。
順調に、昨日の作業は完了!!
と思いきや、ベントイングの開閉がイマイチ。
結局、再度、全てバラし、一から装着し直し。
いやいや、実は、昨晩、3回もバラしては装着の繰り返しをしてしまいました。
最後の最後は、力も入らなくなり、一人で作業する事が困難な状況に・・・。
夜の10時・・・。
一人・・・。
ガラスが嵌っていない、この状況では帰れない・・・・
困った・・・。
しばらく考えた結果、いい答えが出たんですよ〜。
はい、ヤングマンハンターです。
こんな遅くに、いきなり女の人に、声をかけたら
変態扱いされちゃうので、男に限定。
しかも、パワーのあるヤングマン。
店の前で、作業をしている振りをしながら、
前を通る人を物色スタート。
オバさん、オッさん、オバさん・・・。
ぜ〜んぶパス。
ターゲットは、ヤングマ〜ンのみ。
しばらく待ちましたね〜。
店の前を通る一人のヤングマンが通りかかったのです!
す、すみませ〜ん!!
ちょっと、車がどうしたこうした、なんじゃらなんじゃら・・・。
状況を説明したら、そのヤングマンは、快く引き受けてくれたのです。
仕事帰りのお疲れのところ、大感謝ですよ。
でも、私としても、とにかく、形にしないとっていう、
断崖絶壁に立たされていましたから、
こっちも、必死ですよ。
初対面の二人が力を合わせ、一つの目標に向かい
力を合わせ作業をする・・・。
美しい。
素晴らしいですね〜。
そして、20分ぐらいかけ、ようやく、
窓が嵌ってくれたというわけです。
終わった時、ヤングマンは、汗ダクになってましたよ〜。
本当、心優しいヤングマンで良かったです。
私は、店に戻り、お礼にと3Pソックスを彼に渡しときました。
もう、昨晩は、疲労困憊で、店から家に帰る道のりもフラッフラ。
頭の中は、モヤッモヤ。だって、完璧じゃないですから。
そんで、今日。
大リベンジ!!
今日は、ジムもランもせず、朝一から作業開始!!
色々やったけど、結果は同じ・・・。
どうやら、新しく手に入れたベントウイング自体に問題がある事が判明。
また、一からやり直しです。
新たに、別のベントウイングを手に入れることから始めるとしましょう。
でも、窓枠の中が錆びてなくて、本当に良かったわ〜。
今日の格言
急いじゃダメだ空冷ワーゲンは。
(何じゃ?)
全国の空冷ワーゲンフリークの皆さん、
昨日と今日、私は、体力の限界まで頑張りました!
ヤングマンも頑張ってくれました!
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ホーリー梶川
後ろのベントウイング周りの交換。
表から見てこの通り。
ゴムがボロッボロで、中が想像出来ちゃう感じ。
ワーゲンの専門店の方に聞いても、ほぼ、ほとんどの車の
この部分は、腐っているとの事ですから、もう、覚悟はしておりました。
最悪は、グラインダーで錆を全部落として、
アルミパテやらで補修する事も想像しながら・・・。
とにかく、日本は雨が多いので、一刻でも早く処置をしないとって、
気が気でなかった箇所だったんすよね。
このカバーの上の部分も表面が錆びてますね。
まあ、空冷ワーゲンフリークにとって、こんなもん愛嬌。
っちゅうか、逆に好きだったりして・・・。
それでは、作業に入りましょう。
実は、この作業、今回で3回目。
コツはバッチリ掴みきっております。
あて木を当て、ハンマーで下から叩き、少しずつ、外していく感じ。
問題なく外れました。
外した感じでは、ダメージは見当たらないですね。
いやいや、問題はここからここから。
初めに、大きい方のガラスを慎重に外します。
VWマーク入りのオリジナルガラスですから、
絶対に割ってはいけません。
続いて、問題のベントウイング。
かなり、ヤバイ感じですね〜。
外すのイヤだな〜。
思い切ってエイッ!!
外したベントウイングの下っ側。
錆で原型を留めていない程のグッサグサ状態・・・。
こちらボディー側。
ベントウイングの錆が、ボロッボロに落っこってますね〜。
でも、掃除してみたら綺麗でしたよ〜。
流石〜、ノッポさん。凄いな〜。
茶色の殆どは、内装の接着材で、錆は、ほぼありませんでした。
念のため、カバーと窓枠部分には、錆止めを塗布。
そんで、カバーは、悩んだ結果、サンディングし、
上っ側のところだけ、タッチアップする事に。
こないだ、納車の時にお世話になった
ローリングスの島村さんに調色してもらったタッチアップ。
ちゃんと、硬化材もいただき、本格的に直しましたよ。
まあ、刷毛でのペイントなので、仕上がりに限界はありますが、
ガンで全部吹いちゃって、オリジナルペイントを失うよりはマシ。
これで十分です。
ついでに、こちらもペイントし、
この先も、何十年も持ってくれる様、しっかりと処置してあげましょう。
塗料が乾くまでに、新しく手に入れたベントウイングの装着の準備に入ります。
これ、リプロダクトされていないから、手に入れるの大変なんですよ。
今回も、かなり梃子摺りました。
ボロ買ってもしょうがないですからね。
ツルンッて入りやすくするのと錆対策の為、
亜麻仁油を塗ったくりましょう。
この、ベントウイングを装着する作業は、素人にはできません。
はい、私も素人ですが、この部分に関してはセミプロです。
力の入れ具合や、押したり引いたりを繰り返し、
ピタッと嵌まるまで時間をかけてねじ込んでいくのです。
続いて、海外から取り寄せたウインドウラバーとモール。
実は、このモール。
日本で手に入らないんです。
まずは、ガラスにラバーをはめ込む。
続いて、この専用工具でラバーにモールを埋め込んでいきます。
この工具の存在をご存じないプロの方も多いと思うのですが、
私は、偶然、これを見つけ手に入れてみました。
モール装着時も亜麻仁油でスッポンスッポンンローション効果を利用しながら装着。
この工具、凄いですよ!
この窓一枚で、コーナーのクリップの装着も含め、
初トライの私が10分で完了です!
モールも曲がることなく、完璧な出来栄えです!!
いい紐がなかったので、配線コードを流用し、
窓枠にガラスをはめ込んでいく事にしました。
ちょっと、長さが足りなかったので、
サーフボードラックで使ってる紐も合わせ2本を溝にはめ込みました。
あとは、ガラスをボディーに合わせ、
紐を内側からゆっくり引いていけば装着完了!!
一人で?
はい。頑張り屋の私は、片方の手で協力吸盤で引っ張りながら、
もう片っ方の手で紐を引っ張る。一人二役でやっつけてみました。
順調に、昨日の作業は完了!!
と思いきや、ベントイングの開閉がイマイチ。
結局、再度、全てバラし、一から装着し直し。
いやいや、実は、昨晩、3回もバラしては装着の繰り返しをしてしまいました。
最後の最後は、力も入らなくなり、一人で作業する事が困難な状況に・・・。
夜の10時・・・。
一人・・・。
ガラスが嵌っていない、この状況では帰れない・・・・
困った・・・。
しばらく考えた結果、いい答えが出たんですよ〜。
はい、ヤングマンハンターです。
こんな遅くに、いきなり女の人に、声をかけたら
変態扱いされちゃうので、男に限定。
しかも、パワーのあるヤングマン。
店の前で、作業をしている振りをしながら、
前を通る人を物色スタート。
オバさん、オッさん、オバさん・・・。
ぜ〜んぶパス。
ターゲットは、ヤングマ〜ンのみ。
しばらく待ちましたね〜。
店の前を通る一人のヤングマンが通りかかったのです!
す、すみませ〜ん!!
ちょっと、車がどうしたこうした、なんじゃらなんじゃら・・・。
状況を説明したら、そのヤングマンは、快く引き受けてくれたのです。
仕事帰りのお疲れのところ、大感謝ですよ。
でも、私としても、とにかく、形にしないとっていう、
断崖絶壁に立たされていましたから、
こっちも、必死ですよ。
初対面の二人が力を合わせ、一つの目標に向かい
力を合わせ作業をする・・・。
美しい。
素晴らしいですね〜。
そして、20分ぐらいかけ、ようやく、
窓が嵌ってくれたというわけです。
終わった時、ヤングマンは、汗ダクになってましたよ〜。
本当、心優しいヤングマンで良かったです。
私は、店に戻り、お礼にと3Pソックスを彼に渡しときました。
もう、昨晩は、疲労困憊で、店から家に帰る道のりもフラッフラ。
頭の中は、モヤッモヤ。だって、完璧じゃないですから。
そんで、今日。
大リベンジ!!
今日は、ジムもランもせず、朝一から作業開始!!
色々やったけど、結果は同じ・・・。
どうやら、新しく手に入れたベントウイング自体に問題がある事が判明。
また、一からやり直しです。
新たに、別のベントウイングを手に入れることから始めるとしましょう。
でも、窓枠の中が錆びてなくて、本当に良かったわ〜。
今日の格言
急いじゃダメだ空冷ワーゲンは。
(何じゃ?)
全国の空冷ワーゲンフリークの皆さん、
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