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昨日、初めて乗ったNine LightsのMini Bob。
その乗り味は、予想と全く違うものでした。
いい意味で裏切られたって感じ。


私が初めてミニシモンズに乗ったのは、今から6年程前。
あの乗り味の素晴らしさに感激し、自らを”ミニシモンズミニミニ博士”
とか言っちゃったりして、とにかく、たくさんのミニシモンズに乗り込んでいました。

その中で、どうしても理解出来なかったミニシモンズがあったのです。
そのボードは、テイル幅がスゴくて全くコントロール出来ない。
思い過ごしもあるかと思い、何度か違うコンディションで試したりもしましたが、
やっぱりダメ。幅があり過ぎて反応が遅すぎる。まあ、とにかく、動かないボードなんですね。
(当店で扱っていたボードではないですよ。)

そんな事があり、このボードを初めてみた時、ヤバッ!!って
実は思ってたんです。

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そして、お客さんからも、結構、質問されていたんですね。

「このボード、幅がスゴいけど、実際どうなんすか?」

私は、正直に答えてましたよ。

「幅があり過ぎて、動かないよ。どちらかと言うと、
横にかっ飛ぶボードかな〜。」って。

でも、心の何処かに、早く一回試さないとな〜。って
ずっと思っていたんです。
だって、ボードは、とにかく乗ってみ無いと解らないし、
乗ってもいないのに乗ったふりして話をするのは、
正直、嘘をついてる事になりますからね。


そんで、いい加減早く乗らないとって事で、
昨日、思い切って乗ってみたって訳ですね。


ひと言で言って、今までの概念を打ち崩されたって感じで、
未だに理解が出来ていないって感じです。


昨日は、セット胸の厚いブレイクが中心。

テイクオフは、見た目通りとにかく早い。
その後のターンも、なんだか、グイグイ伸びて行く感じが伝わってきます。
カットバックも、もの凄くクイックにボードが向きを変えてくれる。
ミドルからインサイドにかけては、掘れて来るセクションがあったのですが、
そこでのアップスは、加速感が最高に気持ちがよかったです。
そして、波がクローズする最後のセクションでのリッピングもスゴく安定してる。
この手のテイル幅のあるボードって、テイルをしっかり踏んでいないと、
ボードがしっかりと返ってくれないのですが、このボードは、然程、そんな事を
意識しなくてもコントロール出来、リッピングがメイク出来るって感じ。

まあ、とにかく、もう少し乗り込んでみたいと思っています。
そして、皆さんにこの楽しさを味わってもらう為、Jeff Beckに頑張ってもらって、
何本かシェイプをお願いしたいと考えております。

Jeff Beckは、今まで日本では無名のシェイパーでしたが、彼のボードは、
パフォーマンス性が本当に高い。
もう一本、私が持ってるBonzerも、最高に良いボードですからね〜。

ちょっと、今後のJeff Beckにご期待してて下さいね。



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ホーリー梶川