03031
3月に入り、少しずつ春めいた日が訪れる様になって参りましたね。

皆さんも”そろそろボードが欲しいな〜”なんて、思い出しちゃってるんじゃないですか?
毎年、3月4月辺りからボード探しでご来店されるお客様が、一気に増えてくるのです。

そんな訳で、本日は、これからステップアップしたい初中級者の為の、
失敗しない正しいボード選びのワンポイントアドバイスをお伝えしたいと思います。


サーフボードを選ぶ上で、まず一番最初に頭に浮かぶボードって、
皆さんの好きなサーファーが乗ってるボードだったりしますよね。
DVDや雑誌で、強烈に頭に飛び込んでくるシーンなんかあったりしたら、
これだっ!!って、そのサーファーが乗ってたボードが欲しくなるっていう経験
ってありませんか?

サーフボード選びの殆どは、そんなイメージから始まるもので良いと私は思います。
カッコいい!!ボクもマネしてみたい!!あのボード、何だ?

きっかけは、それだけあれば十分です。

見た目が好きだとか、カッコいいと思う事がまず一番大事。

ツインだとこんな感じだとか、シングルはこうだとか。
そんなボードの個性を理解した上で、自分にあったボードを探すのも良いでしょう。
自分のホームポイントの波質を考慮したボード選びも忘れてはいけません。


でも、もっと大事な事があるのです。

多くのサーファーが選んでいるサーフボードは、浮力が足りていません。
まあ、それで満足されているのでしたら、それ以上の事を言うつゆもりもありません。
でも、ここでキッパリ言わせていただきますが、海に行ってプカプカ浮かんでるだけで、
3時間バッチリ入水した筈なのに2〜3本しか乗ってない。

それって、どうなんですか?サーフィンをしたって言えますか?
その殆どが”波待ち”ですからね〜。

そして、これからの時期、日本の海は、大変混雑します。
田舎の人知れないポイントでサーフィンをしている人は、
自分にあったギリギリの浮力のボードを選び、限界まで動きを良くしたボードで
楽しむって言う贅沢な選択肢もありますが、そんなに恵まれている方って少ないはず。

現実は、激混みの海で少ないセットを凌ぎ合わなければならないのです。

混んでるから波に乗れない。

それでは、もったい無いんですよ。

自分がいつも5’11”に乗ってたとしても、6’11”のボードに乗れば、
もっと多くの波に乗れるし、もっと混雑していたら、7’11“でも8’11”でも
長いのに乗っちゃえば、簡単に波に乗れるのですから。

結局、サーフィンは、波に乗らないと成立しません。
プカプカでは、”波乗り”じゃなくって”波浮き”になっちゃいますから。

いかがでしょうか、皆様。

波の良い空いた海では、貴方の技量にバッチリあった浮力のボードに乗って下さい。
でも、これからのハイシーズンは、その海の混雑っぷりも考慮したボード選びって言うのも
本当に大事なのです。


あとは貴方次第。

でも、乗ってナンボ、乗らなきゃ、いつまでも上達する事は無い。
って事を忘れてはいけません。



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ホーリー梶川