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何とも豪華な顔ぶれでしょうか。
ツインフィンの歴史はおろか、オルタナティブボードの歴史を変えて来た
サーフィン史上に名を残す、二人のレジェンドがシェイプした2本のツインフィン。

いずれも、かの有名なフィン職人、ラリー・ゲファード氏から譲り受けた、
私にとって家宝中の家宝。

今日は、この2本を徹底検証(ちょっと、中途半端。)してみたいと思います。

聞く所によると、右のリズフィッシュは、スキップ・フライ氏のテンプレートを使用し
シェイプされたボードらしいです。
(確かに、シェイプサインに、Skip&Lis&Geppyと記されています。)

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まずは、ロッカーからチェックしてみましょう。

上がリズで下がスキップ。

基本、ロッカーは、ほぼ同じです。
ただ、スキップ氏のボードは、この写真でも解るぐらいシャープなイメージです。
全体的に薄く、レイルもテイパーでエッジが効いています。

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続いてレイル。
リズのレイルは、ホント、普通っていうか癖の無い基本に忠実なシェイプです。
ミディアムボキシーの乗り易そうなレイルです。

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スキップさんのレイルは、基本、どのボードを見てもそうですが、
かなりテイパーに落としていて、ノーズからセンターにかけては、
60/40レイルとなっています。
ボトムからデッキに向け、軽くまくられている事により、水との抵抗が減り、
一気に加速するレイルに仕上がっています。

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続いて、フィン周り。
こちらは、リズフィッシュ。

当然、使用されているフィンは、2本共にゲッピーさんのものです。
テンプレートも全く同じ。

ダブルフォイルのマリンプライウッドですが、これらのボードに関しては、
キールフィンではありません。
動きを軽くしたかったのでしょう。レイキのあるフィンがセットされています。

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一方、こちらは、スキップさんのフィン周り。
基本、セッティングは同じです。


70年代に多くのシェイパーの手により、フィッシュが誕生しました。
スティーブ・リズ氏が、その生みの親と言われています。

スキップ・フライ氏は、70年代当時、G&Sのシェイパーを務めていました。
その当時も、ツインフィッシュは、シェイプしていましたが、
現代のサンディエゴフィッシュとは異なっていた様です。

現代のサンディエゴフィッシュは、スティーブ・リズ氏にテンプレートを伝授された
スキップ・フライ氏が、独自のシェイプ技術により様々な改良を重ね、
90年代となり完成されたと言われています。

何気に、レトロの代名詞とも言われるサンディエゴフィッシュは、90年代に誕生した
あまり歴史の古く無いサーフボードだったのですね。


いずれにせよ、何度見ても飽きる事の無いこの2本。
良く似たシェイプにも見えますが、2人の個性が光る
素晴らしいサーフボードです。


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ホーリー梶川