寒い時期に重宝するダウンジャケットやダウンベスト。

非常に軽いのに、暖かくて動きやすい、便利なアイテムですが、ダウン抜けが気になる方もいらっしゃることでしょう。
ダウン抜けというのは、主に、ダウンウエアの表面に使用されている、ナイロン生地のステッチ部分(針穴)から抜けてくる事が多いのですが、生地によっては、生地の目から出てくることもございます。
それでは、その解決法ですが、いくつかご紹介いたします。

1、静電気除去スプレーを使用
まずは、この方法をお勧めいたします。ダウンが抜けて、そのまま、どっかに行ってくれれば良いのですが、静電気によっていつまでも表生地に引っ付いて目立ってしまいます。CMなんかでも見たことのある、静電気防止スプレーを吹きかけてみてください。見た目的な効果だけですが、一番手っ取り早く、手軽です。

2、ダウン抜け防止術。
上記の方法は、抜けた物の対処法ですが、ここでは、ダウンが抜けないようにする根本的な対処法です。
大きなアウトドア専門店に行けば、きっと見つかると思いますが、シームシーラーっていうのがございます。縫い目を完全に塞ぎこむ、コーティング剤です。防水性を高めたり、ダウン抜けを防止するのに使用するのですが、これが一番効果がございます。但し、塗った部分の風合いですが、若干、光沢感が出ますので、その点、気にされない方向きです。
もう1つは、表生地の織り目の隙間自体を塞ぐ方法もございます。本来、撥水性を高める目的で開発された物ですので、ダウン抜け防止効果の方は、その生地によって様々となってしまいます。ただ、撥水機能は、ダウンウエアにとって、非常に重要な機能ですので、試されてみるのをお勧めいたします。確実に効果があるはずです。NIKWAXのダウンプルーフがお勧めです。

ある程度の抜けは、覚悟しなければならない、ダウンアイテムなのですが、気になったら、是非、この様な方法で対応してみてはいかがでしょうか。